2009年12月31日木曜日

あけましておめでとうございます


ことしもよろしくお願いします。(ちょっとフライングですが。)年賀状は少し待ってください。作成中です。(右はアビニョンの裏通り。風情がある。)

今年の紅白

なかなか面白い。巨大な小林幸子にはおどろいた。

2009年12月30日水曜日

最近読んだ本

hfukuchiの本棚
http://booklog.jp/users/hfukuchi
2009年12月
アイテム数:7

■1Q84 BOOK 1
著者:村上 春樹
登録日:12月10日 評価:-
http://booklog.jp/asin/4103534222

■1Q84 BOOK 2
著者:村上 春樹
登録日:12月10日 評価:3
http://booklog.jp/asin/4103534230

■宇宙論入門―誕生から未来へ (岩波新書)
著者:佐藤 勝彦
登録日:12月10日 評価:4
http://booklog.jp/asin/4004311616

■アインシュタイン伝 (新潮文庫)
著者:矢野 健太郎
登録日:12月13日 評価:-
http://booklog.jp/asin/4101219079

■アインシュタインの宿題 (知恵の森文庫)
著者:福江 純
登録日:12月13日 評価:4
http://booklog.jp/asin/4334782396

■相対論的宇宙論―ブラックホール・宇宙・超宇宙 (ブルーバックス)
著者:佐藤 文隆,松田 卓也
登録日:12月25日 評価:4
http://booklog.jp/asin/4061178415

■独学のすすめ (1978年) (文春文庫)
著者:加藤 秀俊
登録日:12月25日 評価:-
http://booklog.jp/asin/B000J8S3SE

2009年12月29日火曜日

マカオ海事博物館はおもしろい(10月31日)



ということで、続きです。
マカオについた翌日は、昨夜のある事件で遅く寝たにもかかわらず、早起きしてセナド広場でエッグタルトと甘いミルクティーの朝食のあと、タクシーで海事博物館へ。海沿いの道をどうも遠回りして(繁華街は混んでいるかららしいが)ついた。暑い!なかは涼しい。インフルエンザに用心しているらしく、頭に赤外線を当てて体温を計っているようだ。
大昔のポルトガル船や中国の歴史的船や現代のフェリーボートなどの模型やジオラマがあってとても興味深い。帰りに船の模型を探したが売店では売ってない。残念。
その後別の場所で買ったのがこれ。でもエンデバーと書いてあるのでマカオとは関係ないかも。でもかっこいい!(写真 上)

2009年12月28日月曜日

放送大学科目聴講の手続き完了

11月に願書送付を依頼し、先週末に申し込みをした。結局大学のほうの(大学院でなく)専門科目「進化する宇宙」というのを申し込むことにした。入学料は6K円。授業料は11K円。計17K円。ちょっと高いがまあ、評価は試験(7月末)後にすることにしましょう。
願書申し込み後、学習センター(各都道府県にある、たとえば横浜)に見学にいらっしゃいとご親切な誘いが電話で何回かきた。
出願はインターネットで出来る。学生証の写真もインターネットでアップできる。便利である。
リンク先はここです。
みなさんもいかがでしょうか?久しぶりの学生気分が味わえます。
出願は2月末まで。

2009年12月26日土曜日

手始めに

いろいろリンクをはってみました。ちょっと恥ずかしいかも。

ブログ再開

しばらく休んで(twitterが面白すぎたので)いましたが、ブログ書き込み開始します。この際年賀状にもこのブログのアドレスを公開してみようと思います。

2009年10月30日金曜日

マカオ速報1





昨日は成田のホテルに泊まり、今日の朝早いCX50便に備えたのに、機体トラブルで45分出発遅れ。でも途中エンジンをふかしたらしく、15分遅れで香港着。
例によって成田エクスプレスよりきれいな高速鉄道で香港駅へ。フェリーにすぐ飛び乗って(スーパークラスをおごったら、軽食つき。でも3時のおやつだったらしく甘いものばかり!)(写真1)
前回もとまったHOTEL LISBOAへ。ん?入国の書類にはRISBOAとなまって書いてしまった。失敗。
部屋はあいかわらず豪華。(写真2,3)
前回はレークビューだったが、今回はいわばLISBOAビュー。
シャワーをあびてまったりしていたら、電話が鳴った。息子がシャワーなので自分ででた。「インストラクションがあるので、ふくちさん、ロビーに来てね」と女性の片言の英語の声。でてきた息子と相談したが、なんか怪しいと感じながらも、2人でロビーへ。よくあるその道の女性の誘いかと、怖かったり、ちょっと期待したり。おまけにエレベーターではボディコン・ワンレン(いつの時代の話??)の美女2人と一緒になった。ともかくロビーでフロントの人になんか変な電話があったがと尋ねたら、不審な顔をしている。そのうち、さっき受け付けてくれたフロントの女性が来て、宿帳に住所とサインをしてもらうのを忘れましたと。
一件落着、なんとなく残念だが、ほっとした出来事でした。ちゃんちゃん。
このあと、行ったポルトガル料理のかにのハンバーグはうまかった。高かったけど。


2009年10月28日水曜日

宿題になる

明後日からマカオに行くのですが、まだフランス旅行記が5日分残っている。とほほ。ま、続きは戻ってきてからにしよう。退職金の一部が先日振り込まれた。早速銀行から定期にしませんかと電話がきた。銀行だけに現金なものだ。いままで銀行からわざわざ電話をいただいたことは、書類の不備のおしかり以外、皆無だったのに。

フランス旅行記-オルセー美術館・ノートルダム(10月6日)











7時起床。よく寝たが、疲れがとれていない。
8時30分出発。サンラザール駅で初めて回数券をクレジットカードで買う。カードを強く奧まで押し込まないと反応しない。改札の通り方がよくわからない。回数券が先で飛び出しているのに取らないで、通れないと騒いでいる方も。
オルセー美術館の近くのカフェで11ユーロのプチデジュネ。ウエイターが我々の美術館共通入場切符(日本で買って置いたのでサインをしていた)を見て、チケチケとふざける。雨が降ってくる。オルセー美術館の前は長蛇の列。切符を入手して置いたにもかかわらず20分ぐらい待つ。黒人が傘を売り歩く。わりと厳しいチェックの後、中に入る。名作を堪能。ルノワールなど。時計の裏の喫茶店に入り休憩。ワイン飲んだ。
オルセーを出て、やや晴れてきたので、徒歩で1時間近く歩き、(写真1)ケーブランリー民族美術館へ。空いている。広いので疲れてざっとだけ見学。よく見れば面白そうなのだが。
バスでセーヌ河沿いを、ダンテ街まで戻り、昼食、学生街のイタリアンレストラン。13,5ユーロ。わりと美味い。ワイン(1/2)8ユーロ。
ノートルダム寺院へ。5ユーロ献金しローソクをあげる。夕方のミサをやっている。薔薇窓も見てかなり感激。学生時代にあこがれてから40年くらいかかってやっとパリにやってきたという気がした。(写真2,3,4)
地下鉄でラファイエットへ。ウインドウショッピング。そろそろ足が動かなくなった。ホテル近くのテークアウトもやっている中華料理店でワンタン麺。味が薄いよ~。
21時部屋に戻る。すぐにばったり寝る。

2009年10月22日木曜日

Kindle到着!


Kindle国際版発表日にNHKニュースを見てムラムラとし、Amazon.comに行って、ポチっとしてしまった。(19日)素早く、今日届いた。今まで3時間さわりまくり。
使用法ももちろんKindleそのもので読み、本も一冊ダウンロード。Einstein著作集。
このKindleにメールアドレスが振られていて、直接Kindle Shopからダウンロードされる。PC不要。すばらしい!
気を取り直して、PCでメールチェックしたら、値段を改定して米国内と同一料金となったので、20ドル返金してくれるとのこと。ラッキー。
明日からも英語漬けの毎日か!

2009年10月21日水曜日

フランス旅行記-アヴィニョンからパリへ(10月5日)




6時起床。ロビーでインターネット接続を試みるも不通。フリーのプロバイダの手続きがわからない。やめた。
8時半ホテルを出て昨朝のとなりの夜ディスコ風カフェに入る。同じようなプチデジュネだが0.1ユーロ安い。お兄さんおかま風だが(だから)よく気が付く。
プチ・パレ美術館へ。(写真1)開館まえなので公園で少し待つ。中学生か?女の子が2名で飛び上がったりして写真をとりあっている。仕草は日本人と変わらない。(写真2)
美術館勤務らしい方々が5分前に悠然とでも急ぎ足でやってくる。開館と同時にはいる。宗教画が多い。よびものはボッチチェリの聖母子像。生意気そうなマリアですが、かわいい。トイレきれいだった。絵はがきを買って出るときにおつりが少ないのに気づき、戻って息子の助けを借りて、10ユーロ取り返した。まだお互いに寝ぼけている。
法王庁前の土産物屋で、おきまりのTシャツやランチョンマット、ラベンダーの匂い袋など購入し、昼食のサンドイッチやクロックムッシュを買い込み再びホテルに戻り、荷物をまとめてセントラル駅へ。12時。
TGV,今度の車両はきれいだ。でも乗った車両のトイレはドアが故障なのか他の理由か、最後までしまったまま。途中駅で客がたくさん乗り込む。美人姉妹が乗り込むなり、シリアルとクリーム?の弁当を広げる。東欧系の家族が隣に陣取りやはり、パリに着くまでしゃべりまくる。kお父さんはやや静か。息子はDSで遊んでいる。かれらのお弁当はなんだか得体が知れない(パンみたいなのを薄いクレープみたいなもので包んで食べている。タマネギの匂いもする。)寝ているうちに乗り込んできたらしい女学生は今朝の聖母よりかわいい。
パリ、リヨン駅到着。5時頃?夕暮れの駅のホームの感じは「男と女」の映画通り。アヌーク・エーメはいなかったけど。
リヨン駅前のホテル街とおぼしい建物群は大きくて風格がある。ちょっと圧倒された。タクシーの運ちゃんは実直そう。カーナビを使っていた。ギャラリー・ラファイエット百貨店裏のホテルといったらわかったようだ。一方通行の狭い通りで後ろから警笛をあびながら荷物をおろし、ホテルへ。
狭いが、ベッドカバーやカーテンは小粋。(写真3)
さっそく出かける。オペラ座を眺めてサントノレ街(ブランドショップ街)へ。このころから、妙に息子と奥様の足が速くなり、こちらは遅れがちになるのはなぜだったのだろう。ホテルの近くまで戻り、ラファイエット百貨店へ。トイレは男女兼用。あまりきれいとはいえない。
夕食をレストラン「シェ・クレマン」でとる。(息子の推薦)14.5ユーロのセットと牡蠣一皿と白ワイン半瓶。かなり譲って、まあまあ、かな。横柄な中国人らしき人が大声を出しているので、ウェートレスのおばさんたちがいやがっていたようだ。われあれ日本人はおとなしいものだ。
モノプリ(コンビニ)によって、おやつを仕入れ、ホテルに戻る。よく見ると空調がない。暖房のパネルは馬鹿に大きいのが装備してある。(これはパリでは普通と後ほど空調業界の旦那を持つマダムに、サンジェルマンデプレで伺いました。)雨が降り出した。ヴェルレーヌを思い出し、雨もまたパリに似合うよねと思いながら眠りにつく。よく寝ました。



2009年10月19日月曜日

フランス旅行記-アルルへ(10月4日)




6時起床。まだ暗いがフロントのマダムにウォーキングに行って来ると言い残し、息子と散歩がてらセントラル駅(在来線、といってもTGVも止まることがあるつまり線路共通)まで行きアルルへの列車時刻を調べ、切符を入手に行った。ホテルに戻り、そろって朝食に外出。
「カフェ・ミストラル」でプチデジュネ(カフェクレーム、クロワッサン、バゲット、バター、ジャム、オレンジジュース計5.8ユーロ)。おばあさんが世話してくれたが、「はい、カフェ、アン,ドゥ,トロワ」といちいちかけ声をかけないと仕事ができないらしい。
法王庁をまた見て(入り口の隙間からのぞいたら中は廃墟)、その坂の上の教会(ノートルダム・デ・ドン大聖堂)の前にきたら、9時の鐘が鳴り出した。いくつもの音階の鐘がなりすごく美しい音色。ききほれた。(写真1)
裏通りを戻ってきたら、日曜なのでガレージセールをやっていた。昨日2ユーロだった古本は今朝は0.5ユーロでうっている。昨日買ってしまったので、残念。
10時8分、マルセイユ行きの在来線急行でセントラル駅からアルルへ。所要時間は20分程度だったので、本当はよせばよかったのだが、トイレに行き、その汚さにぞっとした。道路上の犬の糞といい、トイレの汚さといい、サルコジになんとかせいと言いたい。ついでに言うと、歩きたばこも多すぎる。これらに関しては日本のすばらしさをぜひアピールしたい。シャワー付きトイレの普及率は世界一だろう。どんなもんだい。
アルル駅着。中心部までローヌ河沿いを15分ほどあるく。途中の公園の公衆トイレによった方がいたが、ノーコメント。公園にサーカスが来ている。
円形闘技場へ、(写真2)今も闘牛をやっており現役で使用されている。幸い今日は残酷ショーは開催していない。(私丑年です。)でも中は相当荒れている。アヴィニョンから一緒の英国人老夫婦と一緒になる。(翌朝もアヴィニョン駅で奥さんがバゲットにくらいつてるのをみかけた。)おみやげ屋を冷やかしたり、「アルルの女」がバゲットを持って犬(!)をつれて歩いてるのを見たりしながら、昨日ガイドブックで見つけておいたレストラン「クリケット(コオロギ?)」へはいる。
狭い店だが開店(11時半)まもなくいっぱいになる。スープ(パンとニンニクとチーズを添える)、主菜(チキンかパスタか、海鮮煮込み)、デザート、カフェ 以上3名分とビール、ミネラル瓶で76.6ユーロ。満足。マダムと会話もできたし。(クレジットで払うなら奥のカウンターまでブネブネ(おいでおいで)と言われ付いて行っただけですが)。(写真3)
ピカソゆかりのレアチュー美術館(第1日曜日なので無料!ラッキー池田)、コンスタンタン共同浴場(野良猫が住んでいる)、サントロフィーム教会など周り、いい加減疲れたので観光用のミニトレインに乗ろうとしたがもう運行は終了した後だった。
古代劇場(写真4、きれいです。おすすめ。)の手前に土産物屋があり陶器やバッグのセンスのいいのがおいてあった。ご購入!なお、古代劇場手前の公園にきれいな蝶がいた。
ゴッホの絵に出てくる夜の喫茶店(あまりきれいではない)にも入った。観光客は前で写真を撮るだけで入らない。その方が賢明かも。カフェは大しておいしくない。まだ列車の時間にはちと早いがアルル駅まで戻る。途中にまた猫がいる。あかどらで飼い猫らしい、道路を汚してないといいのですが。
待合室で時間をつぶしていたら、フランス人(たぶん)のバックパッカーのおじさんが来て、「サンドイッチを買ってくるので、俺の(大)荷物をみてて呉れ」とのたまう。なかなか帰ってこない。もうホームに行こうかと相談していたら、戻ってきた。しかも、着ていた上着他を脱ぎ捨てパンツ一丁になって体操をやり始めた。あきれて、ホームへ。
アヴィニョンのホテルに戻り(駅からは感動するほど近い。2分。)昨日カルフールで買っておいた果物や飲み物、日本から持参のアルファ米のおにぎりなどで夕食。昨夜とは違って街も静かで寝静まっている。(土曜日の夜はみんなフィーバーするが、日曜はたいていまじめに寝るようです。フランスの労働者諸君は。)






2009年10月18日日曜日

フランス旅行記-アヴィニョンへ(10月3日)






朝食はバイキング。(今回旅行で初めてで最後)どうも羊らしいチーズ(まわりが黒い)がおいしい。シャトルバスでドゴール空港TGV駅へ、まだ暗い。駅のホームがわかりづらい。ホームに降りたらやや怪しげなお兄さんがずっとこっちを見ている。(写真1のお兄さんではありません。)英国からと見られるおばさまが咳をよくする。(空気が乾燥しているから?)TGVに乗る。二階席。荷物置き場の手前にマドモワゼルに連れられたダルメシアン犬がいて、なでたら顔までなめられる。となりの席に座ったフランス人夫婦はひっきりなしに携帯で話しまくっている。(しずかにしてほしい。)
田園風景が続く。(写真2)これだけ牛がいればチーズは豊富だろう。と思う。
アビニョン(TGVの)駅着。ホテルまでは路線バス。15分。やはり犬が乗っている。(ここまでは犬はかわいいなと思いました。でもこのあとが大変...後述)
グランドホテル着。豪華4つ星。
ロビーは石畳でなにかの紋章いり。部屋にも豪華なタペストリーが。気に入った。すごく広い。寝室2つに居間、洗面所。そしてなんとテラス付き。どうもスイートが空いていたので貸してくれた感じ。
さっそく歩いて(狭い町なのであたりまえ)市内観光。法王庁(写真3)からアヴィニョン橋へ。(写真4,5)法王庁は北京の王宮のように中身が空っぽみたいなので中には入らず。アヴィニョン橋では観光用の音声ガイドを貸してくれたが、すぐ落とすし邪魔だし内容がつまらない。この手のは借りないことにする。
空腹になったので初めての外食?典型的入り口たばこ売り場的カフェに入り、これまたおきまりのバゲットのサンドイッチ(私のはサラミとチーズ)を食べた。口の中が痛くなるほど堅いが味はよい。ウエートレスのお姉さん小粋。
アングラドン美術館へ。
セザンヌやモディリアニや藤田もよかったが、美術館の建物や周りの古い町並みがいい。(写真6)
スーパー(カルフール)で果物やワイン(2.5ユーロ)を買い込みホテルに戻った。(写真7 ちなみにここに写ってるのは炭酸入りの水バドワの瓶)コルク抜きを忘れてきたのでフロントの気のいいおばさんに借りてきた。一度寝て起きてしまいTVをみた。清潔すぎて見る気のしないようなエロビデオを放映中。

2009年10月17日土曜日

「回送電車」(堀江敏幸)1~3

一昨日、近くの図書館(市立図書館の分館)で借用。堀江さんのエッセイである。15年年下の方だが、感性は自分と似ていると思う。紹介または読み直したい本を列挙する。
「オルフォイスへのソネット」(リルケ)
「チェーホフの手帳」(神西清訳)
「仏蘭西印象記」(吉江喬松)
「荒野のおおかみ」(ヘッセ)
「バスにのって」(田中小実昌)
「夜と霧」(フランクル-新訳)
「フラグラント・デリクト」(植草甚一)
「チェーホフの感じ」(ロジェ・グルニエ)
印象に残るのは....
「見るためには、経験を積まなければならない。」
「学生には...身体にかかわる語彙がぽかりと抜け落ちていた...」
「私の...散文の空気もかたちも性質も...フランス文学より、まだ脳髄が柔軟な高校生のころ親しんだ日本の古典文学のほうに、その原型があった...」
堀江さんを早稲田にとられたのは痛いが、明治にはたぶんあわなかったのだと考えたりします。(素人考えです。)

フランス旅行記-10月2日(出発からパリ泊)




昨夜は息子の発熱で大騒ぎ。キャンセルも考えたが、明け方熱も下がったので強行出発した。朝6時3分中央林間発で渋谷へ。NEXに乗り換える(写真1)。トイレでがんばっていたら、どこかのおばさまがドアを(鍵が中途半端だったようだ)あけて、あわてて失礼と閉める。10時発エールフランス(エアバス340)機で一路パリへ。12時間かかった。もっと早くつくといいのだが。
シャルルドゴール空港の入国審査は長蛇の列だ。ほとんど日本人団体。金曜の夕方なのでと推察するが、係員が少なく(怠けもの!)、窓口が2つしかあいていない。空港からは今夜宿泊のホテルへ向かうのに、タクシーに断られて(近すぎるらしい)、シャトルバスに乗った。(写真2)荷物を自分でバスのたなに持ち上げる必要があり重い。 ノボテルホテルへ。客が少なくさみしいがきれいなホテルだ。トイレや洗面台の位置が妙に高い。よい湯沸かし器がついていてお湯がすぐ沸くのは重宝。(写真3)持ってきたマグカップヌードルをいただく。成田空港免税で買った笹かまぼこも。WiFiは通じるが有料、ロビーではでかいマックがあり接続に手間がかかったが、Gmailにつながった。だが...日本語が使えない。寝よう!


2009年10月15日木曜日

定年退職後のスタートはフランス旅行から

10月2日から12日まで、家族3人でフランス(アビニョン、アルル、パリ)に行って来ました。メンバーの発熱(インフルエンザでなくてラッキー)や、土産品の買いすぎで荷物の重量超過など事件もありましたが無事戻ってきました。毎日の行動メモはしっかり残してきたので、これから少しずつUPしていきます。

2009年9月27日日曜日

藤が丘の現況


昔、研修所の入り口のあった場所は駐車場、下の方はマンションになっていますよ、関係者のみなさん。久しぶりの仲間と昼食がてら行って来ました。
ここは会社に入って11年目に赴任した思い出の場所です。第2の青春をすごしたなぁ~。

ブログ名を変更

在宅勤務日記を定年退職日記に変更いたしました。

2009年9月17日木曜日

海のエジプト展にいきました


9月15日~17日は夏休み第2弾。今回はアレクサンドリアに出かけた。たまたま横浜で海のエジプト展をやっていたので、行きがけにみることにした。
王妃の像(右下の絵はがき)というのをみているうちに離れがたくなり、5分くらいみていたら涙が出てきた。2000年くらい前の彫刻師の技が、こんな感動を呼ぶとは...芸術ってすばらしい。芸術家や技術者、科学者はこのようにいかなる人の感情をも揺すぶることができる。まさに芸術は長く人生は短い。

2009年9月11日金曜日

高山宏さんの本ゲット




2冊もamazonで注文してしまいました。昨日会社に「出かけ」ているうちに届いていた。前書きあとがきを読んだだけだが、チョー面白い。首都大学東京(もうそちらにはいらっしゃらないそうだが)のWebページに残っている学生への講話もそうだが、とにかく勉強してやろう・勉強って楽しい・いろいろ本も読んでやるぞという気にさせる。いままでこのBlogでよい本の条件は他のよい本を紹介してくれることと書いたが、とんでもない、1000冊ぐらい読みたくなる本が紹介されている。定年後がますます楽しみ!

2009年9月9日水曜日

「見残しの塔」(久木綾子)を読む


西岡さんつながりで、読んでみた。周防の五重塔をみに行きたくなった。来年あたり考えてみたい。
ところで、4月にこの本を買って置いたのは、ラジオの深夜番組で著者(89歳で新人デビュー!)が紹介されていたからで、誰でも驚いて購入するだろう。
しかし、少しだけ読んで「積ん読本」になっていたが、今回宮大工棟梁の部下育成(教えない)に興味を持った関係で読み終えることができた。
おもしろかった。
まったく関係ないが、今朝明治大学の広報誌を読んで高山宏さんというかたが昨年から明治大学に来ていらっしゃることを知り、喜んだ。とりあえず、著書を一冊注文してみよう!楽しみである。

2009年9月6日日曜日

定年退職お祝い会をやっていただきました


以前一緒の職場で働いていた仲間たち約20名ほど(プラスそのお子さまたち)から招かれ、渋谷でお祝い会をやっていただきました。二次会は例によってカラオケ。第二の青春と言ってもよい楽しい時期に一緒に過ごした仲間たちから祝福されるのは最大のプレゼントでした。しかも、自宅には豪華な花束がとどき、二重のよろこびでした。みんな、ありがとう!

2009年9月1日火曜日

「木に学べ」(西岡常一)を読む


小学館文庫版。amazon経由古本。
「盗みとるんや。その人の技量をね。教えられても、ようおぼえんもんや。」という下りがあった。われわれの(講師の)世界でもこれはいえる。この本の最後に棟梁でなく頭領がいて、仕事の段取りをしてくれるという話があり、講師と講師の補佐(コーディネーター)の関係ににているが、そのどちらにも先輩は最終的にはやり方を教えることはできない。他の人のやっていることを盗み取り、自分の「思い」のために自助努力する必要がある。
このあとの本「木のいのち木のこころ」というのも入手したい。

2009年8月24日月曜日

「達人プログラマー」を読む


日本の夏はやはりパリに比べて暑い。でも今日は少し湿度が下がり気持ちがいい。
いまさら本かも知れないが、評判がよさそうなので買ってみた。amazon紹介の古本3000円。定価は3800円なので、やや高い。
まだ3分の1程度しか読んでいない。ということは今日は在宅で遊んでいたのか?ということになるがそうでもなく、なかで出てくるWikiや構成管理ソース管理についてWebで調べていましたので、勘弁してください>Mgr様。(それに朝VPNがうまく動かず1時間近く時間をつぶしたし。)
「方法論の書物が役に立たないのは書く手段がまちがっている。パターン(問題解決策のシステム)を使うべき...」というW.Cunninghamの序文の一節が気にいった。
解決策を単なる手順書にするのは愚策と思うが、会社ではおおいにまかり通っている。パターンにするとよさそうだが、時間はかかるなー。禅における指導の仕方なども気にはなります。

2009年8月18日火曜日

パリのバーチャル夏休み(その2)




パリでの食事は簡素にした。夕食はキッシュとサラダとチーズともちろん白ワイン(シャルドネ)。翌朝の朝食はクロワッサンとサラダとゆで卵およびカフェオレでなく紅茶。チョコレート入りのジャム(Christine Ferber)がおいしい。食器が和風なのは気のせいですよ!

2009年8月17日月曜日

WATERMANのボトルインク


少し古そうだが、銀座の文房具兼印鑑屋さんの閉店バーゲンで、WATERMANのボトルインク(Florida Blue)を約500円で入手。通常は1000円以上と思います。ラッキー!8月12日のできごと。

パリのバーチャル夏休み(その1)


今年は今日と明日が夏休み。一昨年はスイスのサナトリウムに行った
が、今年の夏休みは10月の旅行の予行ということで、パリに2日間滞在することにする。今朝到着したが、日本に比べると格段に涼しい。秋の光がさしているようだ。
とりあえず、先月門仲の古本屋で1000円で手に入れた森有正の全集13巻「日記」を読むことにした。涼しいので読書には最適ですよ。

熊田千佳慕さん逝く


8月12日に休みをいただき、松屋銀座に展覧会を見に行ったばかりなのに、熊田さんが98歳で亡くなった。残念。草花や昆虫の見方をもっと教えてほしかった。いかにして対象に迫るか、そこに対象に対する深い愛情が重要となる。合掌。

2009年8月11日火曜日

ゆとりの法則(デマルコ)を読む

amazon経由で古本を入手。400円(プラス送料340円)。
「健全な組織の場合、ある程度の失敗は許される。(中略)社員は沈む(失敗する)ほどやまほどの責任を負わされる。次に、立ち上がり、自分の行動を分析し、修正するチャンスが与えられる....今度は成功する。」
このくだりは研修ネタに最適!と思う。

朝は地震があり(駿河湾)、台風が午前中で過ぎ去る、多事の一日、在宅勤務のメリット満喫。

2009年7月22日水曜日

「独学のすすめ」(加藤秀俊)


問題解決型リーダーシップに関連する研修のカリキュラムを考えるのが、在宅勤務のひとつのミッションだが、今朝突然この本を引っ張り出して読んでみた。狭い家の悲しさで、本棚には2重に本を並べている。後ろに配置されていたのでずっと存在を忘れていた。(たぶん脳の潜在力による不思議な再邂逅)
読み返してみてよかった。研修のバックボーンとなる考え方のヒントが書かれてあった。
なお、良い本の「条件」...他の読みたくなる本の紹介...
「森の隣人」(グドール)、デューイの著作群。

これからサンケイホールにでかけ、以前研修をお願いした講師の新たに参加した会社の方の講演とご本人の出るパネルディスカッションを傍聴しにいきます。
そういえば日食はちらりとしか見えなかった。TV中継では感動的シーンも見られたが。

2009年7月11日土曜日

ゴーヤの花と実

先月植えたゴーヤの苗がすくすく育ち、ねらい通り日よけになった。この数日毎朝花が咲いている。よいにおい。よくみたら小さな実もなっている。大きくなったらチャンプルーを作って食べよう。
昨夜は勤めている会社の大先輩であり、個人事業主で教育コンサルタントをなさっているKさんのお話を聞いた。クライアントの教育企画から研修までやっていらっしゃるようだ。おおいに参考にさせてもらおう。最近の若者にはまず、働くとはどんなことかを示しかつ働くって楽しいことであると感じさせないといけない。とのこと。



2009年7月8日水曜日

オルフェウスプロセス 読みました

角川書店。amazonで古本で入手。500円弱(送料込み)。
非常に参考になる。少なくとも直近の研修ではぜひコメント中のネタとして使わせてもらう。研修内容の改善をしているが、それにも参考として使いたい。DVD教材もあるそうなので注文しました。(ちょっと高いが。)
「リーダー不在」ではなく「皆がリーダー」その仕組みを考えて30年かかっている。その結果すばらしいハーモニーが生まれる。前提条件は楽員のスペシャリティとひたむきさ。

2009年7月5日日曜日

WimaxTryコースでの接続テスト


Tryコースを申し込んだ。通勤経路でテスト。(7月5日)
青葉台駅 上りホーム中央 電波中。ほとんどストレスなくBLOG更新できる。11時45分。
長津田駅 下りホーム中央 電波中。ほとんどストレスなくBLOG更新できる。12時。
7月6日
豊洲の会社オフィスで。電波弱。(ややとほほ、でも会社では基本は繋がらなくても何とかなる。)
ところで自宅では圏外!これのほうがとほほ。9月までに繋がるようになることを期待。
今夜はよくのみに行くコースで試してみよう。
芝浦工大横のナチュラルローソン18時 電波中。
つぎ、銀座3丁目のさくら水産は残念ながら圏外(地下2Fだし)20時
銀座4丁目のせんねんそば(おいしい)は 電波中。20時半
ビバホーム2Fのサイゼリヤ 電波微弱でもBLOG更新できた。 18時半
有楽町ガード下の有名な吉野家。電波弱。21時。
藤が丘電車内電波微弱。21時半

2009年6月29日月曜日

リーダーシップ入門(金井壽宏著)

これも研修のネタ本にしようと、週末に買っておいた。(新本、本体1000円)
期待(よくリーダーシップ理論を引用する割りに基礎的なことをしらないので、この際おさらいしておく)どおりの本だった。
良い本はその中で別の興味をわかすような本を紹介してくれる。この本の場合「オルフェウス室内管弦楽団(=指揮者のいない楽団)」を紹介してくれて、興味がわきその関連本をamazon古本で予約してしまった。少し楽しみ。