2010年1月30日土曜日

フランス旅行記-ルーブル美術館・オランジュリー・疲れた(10月7日)



フランス旅行記も再開します。パリに着いて(戻って?)の三日目の朝。洗面所からなかなか出てこない人がおり、戻ってきた後聞いてみたら、シャワーがぬるくてという返事。温度調整をするのが難しかったらしい。あと、フランスに来た当初はトイレで水を流すのが出来なかったと。確かに日本のとはボタンの構造が違います。手を洗う水が足もとのボタンで出てくるなんてのもあるし。
 ともかく七時半に出発し、ホテル近くの小さなカフェで11ユーロのプチデジュネ。おいしいです。マスターは白いワイシャツとネクタイで渋く決めてます。地下鉄で急いでルーブルへ。まだはやくほとんどだれも並んでいない。こちらはチケットは買ってあるし。余裕というか寒いのではやく入りたいがなかなか開場しない。噴水池になげこまれた小銭を集めているおばさんもいる。ごくろうさまだ。
 入りました。大感激。名画がびっしり。客がほとんどいないのですべてが直接目に入ってくる。涙がでそうになりました。写真1は誰もまわりにいないミロのビーナス。ニケ、ジョコンダ、ナポレオンとお上りさん鑑賞コースを歩いている間に徐々に混んできました。絵はがきやガイドブックも立派な売店で買い、ステーキでも食べたいねとカフェをのぞいたがまだ開店してない。
 外に出て、「ポール」とかいう有名だというサンドイッチ店へ、テークアウトでそれなりにおいしかったがまず堅くてあごがつかれました。
 オランジュリー美術館へ歩く。受付の方は親切でしたが中の監視員が怖かった。最近なにか事件が有ったようで、カメラのフラッシュをたくなとカメラを持っている人全員に言うし、絵に不用意に近づいた人を脅しあげる。でも睡蓮(写真2)の展示の仕方はすばらしかった。外光をうまくとりいれて見やすい。(これは後日談ですが、一月に新国立美術館(六本木)にルノアールをみに行きましたが照明がきつくてさっぱり色がよく見えませんでした。センスのちがい?)
 あまり感激したせいでオランジュリーを出た後財布を落とし、後ろから来た人に拾ってもらいました。(写真3はその直前)
 このあと地下鉄で凱旋門に向かいシャンゼリゼでウインドウ・ショッピングのあと、年寄り用のエレベータに乗せてもらい高いところにあがりました。そろそろ疲れてきて景色を楽しむどころではなくなってきた。
 もどって一休みしプランタン百貨店へ。帰りに猛烈な雷雨。でもホテルは近いのでへっちゃら。
 夕食はベルギー資本のチェーン店でムール貝をなべに一杯ずつ食べました。かえって前後不覚に眠る。ぐーぐー。

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