2010年6月21日月曜日

Leavittの業績

1893年(5年?)
 ハーバード大学天文台で「人間コンピュータ」の一人として、写真から星の光度を読みとり一覧表にして整理する仕事を始める。無給。後に有給の常勤職員となる(1902年)。

1908年
 マゼラン星雲の変光星の一覧表作成。以下を発表。Periods Of 25 Variable Stars In The Small Magellanic Cloud. Edward C. Pickering, March 3, 1912; credits Leavitt.

1912年
 小マゼラン星雲中の変光星の変更周期と光度の関係を発見。以下を発表。1777 Variables in the Magellanic Clouds. H. S. Leavitt, Annals of Harvard College Observatory, vol. 60, pp. 87–108.3

1921年
 ハーバード大学天文台に勤務を続けたまま、53歳で死去。

宇宙論でもっとも大切な遠い天体までの距離を算定するための基礎を築いた。銀河はわれわれの済む銀河だけでなく、アンドロメダをはじめとする無数の島宇宙銀河からなることや遠方銀河の後退速度などわれわれの宇宙観が一変したのは彼女の発見がきっかけとなっている。

2 件のコメント:

  1. 次の論文がハーバード大学図書館
    http://lib.harvard.edu/
    で読めることを発見。
    Leavitt, Henrietta Swan. Ten variable stars of the Algol type. Cambridge, Mass. : The Observatory, 1908.
    Leavitt, Henrietta Swan. The north polar sequence. [Cambridge, Mass. : The Observatory, 1917].
    そしてこれは彼女のノート
    Henrietta Swan Leavitt notebooks; XV. Measurements of position : Magellanic Clouds. Harvard College Observatory, Harvard University, Cambridge, Mass.

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  2. ここにもっと詳しい情報がありました。
    http://www.3towers.com/sGrasslands/Essays/Leavitt/Table.asp#26

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