2017年3月20日月曜日

アベノミクスの好調企業での労働者への給料おこぼれ論は間違いなのね(*_*)

 ブログや日記などを続けるコツが分かってきた。書くことがないなネタが見つからない、と思うときでもとにかくキーボードに向かって書き始めること。ネタは書いているうちに頭のなかに湧いてくる。長編小説なども村上春樹さんのエッセイなど読むと同じ呼吸らしい\(^o^)/

 『いま生きる「資本論」』(佐藤優 新潮文庫)は、若い方々に講義した時の講義録だ。したがった非常にわかりやすく基本的な資本の論理を語っている。混迷の現代ではわかりやすいということは大切である。方向性が間違ったわかりやすさは駄目だけど。

 「商品」には2つの要素がある。いわゆる価値。ボールペンなら70円。(これは拘置所での値段かな?)
 もう一つは使用価値、ボールペンなら書くこと。
 マルクスは使用価値が大切といっているらしい。宇野派はそして佐藤優さんは価値だと言っている。資本家にとっては価値が重要で場合によっては使用価値は犠牲にする。書けないボールペンでも儲けるためには容赦なく売ることがある。(104ページ)


 労働者の賃金は資本家からの分配ではなく、労働力再生産の論理で決まる。(109ページ)
 #従って会社が儲かれば労働者におこぼれが行くだろうという、アベノミクスのおとぎ話は間違いと言うことになる。これは頷ける話だ。ここ数年庶民の実質賃金はさっぱり上がらない、上がらないどころか下がっているじゃないか!

 109ページまで読んで昨晩は寝たのだが、夜中に「けしからん」と大声で寝言を言ったらしい。(家人と息子談)



 ところで、100均で購入した、スマホ用アコースティックスピーカー、使えます。しかし、いわゆるMDFで出来ていて見た目が悪いので塗装を考えようと思います。

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