「ロビンソン漂流記」(吉田健一訳 1951年 新潮文庫)を読了。60年位前に読んだ子供用読み物とはちがう面白さがあった。見捨てた船の残骸が島に流れ着き、それから生活のための資材を苦労して運んだことと、主人公の周到な性格で、生存が可能になった。しかし28年もこの島で生活したことには改めて驚く。英国に戻ってからの生活再建については初耳だった。吉田健一さんの訳文はさすがと言うしか無い。終戦直後の文章なのに古臭さを感じさせない。
この本の前に読んだ「十五少年漂流記」のヴェルヌよりも、デフォーの人となりのほうが面白そうだ。そこで松岡先生に教えてもらうことにした。
松岡正剛先生は、知らないことがないのだろうか、早速
詳しい話を教えてくれた。
これで、デフォーという複雑な人物(漱石は嫌いだったらしい)のことに興味を覚えた。少し調べます。
全集はInternet Archiveで読める。
他にもたくさん資料がある。
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