2017年8月7日月曜日

「文章読本」は「読書案内」なのだと思いつつブクログ再開

 先日少し読み返した井上ひさしの「自家製文章読本」に触発されて、中村真一郎先生の「文章読本」を読み進める。(1975年 文化出版局)

 口語文の成立、口語文の完成、口語文の進展と目次通り読んだ。あとは口語文の改革を残すのみ。

結局は文章上達のコツは名文をたくさん読むこと。と至極最もなお話なのだが、その例証に引用する作家たちの紹介が上手く、全部読みたくなる。

鴎外・漱石はもとより、露伴・正宗白鳥・国木田独歩など。
手軽にこれらの作家の文章を読むには青空文庫が絶大な力を発揮する(^_-)

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 ところで、最近加盟した「本の虫(Bookwor.ms)」というマストドンインスタンスで、本の虫の人たちと話していたら、読書ログをどうして取っているかという話になった。

 7年前くらいに加入した「ブクログ」を思い出し、久しぶりに開いてみた。すると思いがけなかったのだが、150冊以上の本が登録されており、感想もほとんど記入されていた。こんな本を読んでいたのか、と我ながら感心することしきり。

 やはり、またブクログに読んだ、あるいは読みたい本たちを登録しようと思った。書誌の検索にさきだって、ISBNナンバーのバーコードを読み取るキカイも発掘したので、遊びながらやるとにする。全蔵書のリストを作ろうという考えは、大変なので捨てる。身近にある本だけでよい。

 キカイの写真はこれ。




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