2018年1月3日水曜日

「スワンの恋」って、すごい「メロドラマ」なのか

 「青べか物語」は昨夜読み終えたので、今朝からは「失われた時を求めて」に戻る。

 光文社古典新訳文庫の二冊目(Kindle版がAmazonで特売中)の前半は「スワンの恋」。

 ここまでと違って、ほぼ三人称を用いて書かれている。内容は、主人公の知人のスワンが、オデットという、恋多き女性に翻弄されながらも尽くし続ける話。使う金が半端ない。月にするとうん千万円を超える。官許の株式仲買人の息子なので金持ちでスワン。

 途中で浮気されて、スワンも実は冒頭で他の女性と付き合っているが、それをなんとかしたいと四苦八苦する。いい加減にしたら、つまり別れちゃえと思うのだが、どうもその悩むところもスワンにとっては恋の醍醐味らしい。

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 すらすらと読めた。
 この本の後半の第3部「土地の名、名」の冒頭を読むと、なんと主人公の少年(名前なんだっけ?)と、スワンとオデットの間の娘との幼い恋の話が出てくる。

 すると、スワンとオデットは結婚したわけ??!
 人間のすることはよくわからない(^^)

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 明日、4日でKindle版の割引セールが終わるので、安くなっているやつは先に買っておこう(^^)

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 息子殿が昼過ぎに外に出ていたと思ったら、こんな写真を撮ってきた。外猫の「あまちゃん」。太っているように見えるが、半分は分厚い冬毛のせいです。



 息子殿はさきほど、ご自宅に帰還しました。

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