2018年2月11日日曜日

南極料理と平民社と異国漂流

 朝から「面白南極料理人」(西村淳 2001年 春風社)を読み、夕方読み終える。平均気温マイナス50度のドーム基地での越冬記。猛烈な寒さのなかでも、屋外でバーベキューをやる猛者のお話。

 西堀栄三郎の「南極越冬記」に関連するものを捜しており、映画「南極料理人」を観てその原作ということで読んでみた。正直言ってそれほど期待はしていなかった。少し読んでみると誤字(変換ミス)が散見されたので、やっぱりねーと思ったが、不思議に読ませる。

 気取りなしで、南極での体験をストレートに書いている。実体験の強さが効いている。

 料理の参考にもなる良い本だった。そして何よりなのは、読んでいると食欲が出てくる。おかげさまで、今夜の夕食は、トンカツを買ってきて、カツ丼大盛りを作って食べることができた。最近では珍しい^^;



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 読んでいる途中で、昭憲皇太后のドキュメンタリードラマを観た。意外に面白い。幸徳秋水が出てきたが、興味を持ったので、義父の蔵書の「寒村自伝」を読んでみよう。



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 「西郷どん」も観てしまった。これには中濱万次郎がでてきた。彼の事績も調べたい。石井研堂の「異国漂流奇譚集」も読んでみよう\(^o^)/


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