「禊の塔 羽黒山五重塔仄聞」(久木綾子 2010年 新宿書房)読了。
前作に比べて、より複雑なストーリーを、筆力で読ませる。冒頭に登場人物の表がある。筆者の心遣いだ。女性ならではの粘り強い物語。
羽黒山の五重塔をみたことはないが、観たような気になった。当時の人々の思いがこもる塔だ。
これを読んで役小角のことも知りたくなる。
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これを読み、オリンピックの中継を、音無しで時々観ていると確定申告の作業がさっぱり進まない。しかし、青空のもとのスキーコースとそこを駆け抜けるスキーヤーの風景は美しい。昔行ったスキー場の息を呑む美しさが思い出される。
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昨日夜に飲んだ花粉症の薬のせいで、眠いのがパフォーマンス悪化のひとつの原因。明日は領収書はじめ各種書類の整理を行う。最近は明日のことを言っても鬼に笑われているのだが。
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