「物理数学の方法」(長沼伸一郎先生)は、先日図書館で借りて、ざっと目を通した。面白そうだし、たびたび参照しそうなので、思い切って買うことにした。古本ではあるが、程度のいいのが手に入った。
数学そのものを学びなおすのではなく、数学を使った世界観を知り、楽しみたいと思う。
今年の「教科書」として、春から夏にかけてはゆうくり精読したい。
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「森のバロック」は、柳田国男と熊楠の対比論が面白い。柳田国男は考え過ぎのドン・キホーテで、熊楠は自然児サンチョ・パンザだという。
なるほどだし、その違いを生むのは彼らの文体。柳田は近代文学がベースで、熊楠は古代のコトバ。
このような観方が正しいのか否かはわからないが、理解の助けになる仮説と思える。
次は第五章でいよいよ粘菌の話。いきなり単玉式の顕微鏡の話が出てきて、度肝を抜かれる。
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昨日たっぷり花粉を吸い込んだので、今日はぼんやり…
「仕事」は、はかどらない。花粉を顕微鏡で見たいぞ。
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