平日にも関わらず、たくさんの家族連れが訪れていた。周囲の道路も渋滞。
ここで地震がおきたらどうなるか、と考えてしまった。かなりの惨事が予想される。
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「日本沈没」を最後まで読み切った。700ページ強。約七時間。再読のせいもあるが、電子版なので読む速度があがったようだ。前回は数日かかったと思う。
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小松左京先生の息子さんの巻末解説が情報量豊富。
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小松左京先生は、小説の中とは言え、多くの日本人の死を描き、避難した人々の生活の苦しさを予測したことに、大きな負担を感じたようだ。
その後の、二度の大震災はこの負担をより大きくしたという。特に東日本大震災の直後には、ほとんどコメントも表明できなかった。大トラウマだ。
「日本沈没」で繰り返し述べた教訓が、全く生かされなかった。すなわち、未曾有の大災害が起きることを、予測しながらも、対策をとれなかった(とらなかった)ことに、深刻なショックを受けたのだろう。
これは、日本国民は全て感じたと思うし、ここから学ばなくてはならないが、7年後のわれわれは、また日常生活に埋没している。
二度ある事は三度あるというが、次の災害が起こる前になんとかしなくてはならない。
「日本沈没」は超ベストセラーだが…もっとこの本を読み込まなくてはいけないだろう。
「日本沈没」第二部、その後の日本人のありさま…これも読んでみようかしら。
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小松左京先生は東日本大震災と原発事故のあと間もなく、憤死された。
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