「コクトー詩集」(堀口大學訳 1973年 角川書店)の解説(も堀口大學)を読む。コクトーは天性の詩人。詩、小説による詩、評論による詩、脚本による詩、絵画による詩を書いた旨の記述がある。演技による詩、映画の監督による詩ももちろんのことと思う。
そして、コクトーの生涯を貫くのはあくなき好奇心。その対象はたとえば死後の世界。死の世界への入口は、鏡、睡眠、夢…
心臟発作で亡くなったが、こないだ読んだジバゴを思わせる。コクトーは晩年医者に詩作を禁止され、絵を描いたのだそうだが、詩を書くのは心臓に悪いのかしら?血圧は上がりそうだ…
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「評伝 藤田嗣治」を読み進める。
それによると、1913年にフジタがマルセーユに向けて乗船したのは三島丸らしい。客船好きとして、少し調べた。
日本郵船の関連ページ
東京海洋大学にはモデルシップがあるらしい。見たい。
比較的小さな船だ。船酔いしただろう。
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筆者によるフジタ像はかなり「エグい」。私としては面白そうなのでフジタの著書を2冊ほど、図書館で予約してみた。
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朝日新聞の夕刊に大岡信の連載記事が月曜日から載っているのに今日気づいた。スクラップのかわりに写真を撮っておいた。
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朝鮮半島の南北首脳会談が行われた。ともかく、恒久平和への第一歩が踏み出されたことを素直に祝福したい。
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