2018年6月17日日曜日

リンドバーグは単なる飛行機屋ではなく科学技術全般に興味と能力を持っていた

 「リンドバーグー空から来た男」の下巻の読書、半分くらいまできた。米国のマスコミ(今で言うパパラッチ)にうんざりして、ヨーロッパに移住。

 ついに第三部で、彼はドイツに足を踏み入れる、いや飛び込む。ヒットラーにこそ直接は会わなかったが、ゲーリングとは親しく付き合う。そして、ドイツ空軍の状況を視察させてもらい、その情報は米国空軍にも流している。リンドバーグの興味は飛行機産業なのだが。

 米国にいるときと同様に、航空に関することだけでなく、科学技術の分野でも業績をあげる。「リンドバーグ・ポンプ」は人工心臓の元祖。(医学英和辞典にもこのコトバは載っている。)この話はいままで知らなかった。

 アン・モローは3人目の子もうむが、ますます文学の世界にのめりこむ。サンテグジュペリに会ったときは、文学の話ができることに喜び、恋心も覚える。リンドバーグは創作の話には興味をあまり示さない。

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 「スピリット・オブ・セントルイス」の絵も書いてみた。例によってデッサンは不得手なので、輪郭はパソコンの画面に映した絵のお世話になる。



 でも雰囲気は出ている。飛行機の形状を頭に入れるには、絵を描いてみるのは非常に有効と思う。

 明日はロッキード・シリウスの絵を描いてみよう。

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 梅雨の晴れ間だが、相変わらず肌寒い。このような雨上がりには路面のそこここに植物が芽吹く。すごい生命力。


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