月曜日朝はフランス語講座の時間。一週間の早起きの訓練にもなる。
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「文字渦」の第7話「種字」を読む。種字とは密教である仏を表す一音節の字のことらしい。たとえば「ア」は大日如来をあらわす。この話には空海を思わせる人物が出てきて高度な機能を持つ筆と紙を作っている。今のデジタルペンやデジタルペーパーをもっと高度にしたもの。たとえば飛白体など紙の端を適当にクリックすると自由にかけてしまう。
そしてこの話にも境部さんが出てくる。
前に雑誌で読んだときと受ける感じが違ったので、去年の「新潮」を取り出してみた。大きく変わったところはない。するとやはり独立しているような各話の間に微妙なつながりが隠されておりまとめて読むと受け取る感じが独立に読むのと変わるらしい。
「種字」をiPadアプリのZen Brushで書いてみた。空海流に書いたつもり。
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「サン=テグジュペリの生涯」も読み進める。軍隊に入った。目的は飛行機の操縦。思うに任せないので母親にねだって民間で操縦を習うための金を送ってもらっている。甘えん坊だ。数時間の単独飛行後ライセンスをもらった。長閑なものだ。でも本当に飛行機の操縦は好きだったらしい。「人間の大地」では操縦を哲学にまで高めている。
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夜、雷雨。季節の変わり目か。
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