「天使のゲーム」(カルロス・ルイス・サフォン 木村裕美訳 2012年 集英社)読了。
今朝10時過ぎから21時まで、食事時間以外の約8時間読み続けた。800ページ位あるので、時速100ページ?
今日はネタバレをやめるが、今回は作家が主人公。作家だけれどミステリーのならいで行動はずいぶん荒っぽい。バルセロナの街を駆け回る。「本の墓場」は今回も健在。
やはりアンダーウッドのタイプライターが重要な小道具として登場する。
***
印象に残ったフレーズ。
「本のほうが人を選ぶんだ…」
「日課というのはインスピレーションの鍵番だ…」
***
作家と若いアシスタントとの会話など、どうも村上春樹の影響を受けているとしか思えない。いま、調べてみたら、村上春樹の小説の多くがスペイン語に訳されている。
ますますバルセロナに行ってみたくなる本だ。
***
シリーズ第3作「天使の囚人」も予約してある。楽しみ!
0 件のコメント:
コメントを投稿