2018年10月21日日曜日

サフォン「天使のゲーム」は面白すぎる



 「天使のゲーム」(カルロス・ルイス・サフォン 木村裕美訳 2012年 集英社)読了。

 今朝10時過ぎから21時まで、食事時間以外の約8時間読み続けた。800ページ位あるので、時速100ページ?

 今日はネタバレをやめるが、今回は作家が主人公。作家だけれどミステリーのならいで行動はずいぶん荒っぽい。バルセロナの街を駆け回る。「本の墓場」は今回も健在。

 やはりアンダーウッドのタイプライターが重要な小道具として登場する。

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 印象に残ったフレーズ。

 「本のほうが人を選ぶんだ…」

 「日課というのはインスピレーションの鍵番だ…」

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 作家と若いアシスタントとの会話など、どうも村上春樹の影響を受けているとしか思えない。いま、調べてみたら、村上春樹の小説の多くがスペイン語に訳されている。

 ますますバルセロナに行ってみたくなる本だ。

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 シリーズ第3作「天使の囚人」も予約してある。楽しみ!

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