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「ロケットガールの誕生」(ナタリア・ホルト 秋山文野訳 2018年 地人書館)。一昨日図書館で借りたもの。半分まで読み進む。JPLで男性エンジニアを助けた女性「コンピュータ」(この場合計算手と訳すべきか)たちの物語。助けたと言うより協力して米国のロケット打ち上げを成功させた。単に筆算や計算器で計算をしただけではなく理論的な分析・推論も行っていた。
ただし、男性エンジニアからの干渉をきらい女性だけで計算室を作っていた。このあたりは、天文台の女性コンピュータ達と似ている。リーヴィットさんを含むハーバード大の女性たちもそのような体制で働いていたと聞いている。彼女たちも理論的なことや天文台の経営にまで関心は持って一定の役割を果たそうとしていたまたは果たしていた。
男性社会のなかで女性がいかに業績を上げるべきかについて、考えさせられることばかりだ。単に男女平等・機会均等を杓子定規に適用しようとするだけでは、問題の解決にはならない。
後半ではいよいよコンピュータ(H/W)が登場する。
息子殿からはこんな写真がLINEで送られてきたが、バチカン?
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