2018年12月12日水曜日

まだ熱は冷めない、「ケルズの書」の写真版を借りることにした

 今朝の寝床での青空文庫読書。芥川龍之介の「校正後に」。編集者に期限を切られて執筆するのでなく、「好きなものを書いてから遣うものなら遣ってもらうようにしたい」という切ない思いが書かれている。大変だっただろう。

 聖書アプリもiPhoneで、2種類使ってみた。最近のもの(「聖書」)は、初心の信徒になんとか聖書を勉強させたいという思いが強すぎて辟易する。少し古いほう(「日本の聖書」)がシンプルに自分のペースで読めて好ましい。全文検索はどちらも出来るようだ。

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 「ケルト美術への招待」(鶴岡真弓 1995年 筑摩書房)をひもとく。全部ではなく、『ケルズの書』の部分(202ページ以降)をよんだ。アイオナ島の修道院で豪華な典礼用福音書写本として作られたが、ヴァイキングの襲来によりアイルランドのケルズ修道院にもたらされる。その後、盗まれて発見されるも外装の黄金は失われていたという。

 昨日に続いて、Youtubeで関連ビデオをいくつか観る。Webで画像も探し、トリプルスパイラルで、三つ巴に似たものを模写してみた。もっと時間と手間をかけないと味のあるものは描けない。



 やはりもっとよくみたいので、「ケルズの書」の本を図書館で予約。持って帰るのはきっと重いだろう。


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