2019年2月18日月曜日

花粉も宇宙船も突然やってきて抵抗はできない

 まだ春は来ていないが、花粉はやってきたようだ。少しだけ外に出たら、喉がいがらっぽくなり、鼻水が出、頭が重くなってきた。これから一ヶ月くらいはお付き合いしなければ。今年は抗アレルギー薬を毎日飲んで対抗したい。

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 ALL REVIEWSのオシゴト。今日は書誌の編集をしようと思ったが、作業記録のマスターファイルが改修中らしいので、中止。そのかわり、校正済みファイルのチェックを行う。校正をやった方は優秀だ。何回見てもミスは見つからない。あきらめて…(?)…OKAYを出す。「素晴らしい」とコメントしたら、校正に十分な時間をかけたと返事をされた。一言もなし。チェックももっと時間をかければよかった。でも最近は、ミスがありそうかそうでないかを始めに感じることができるようになってきた。

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 午後は、『地球村の彼方』(クラーク)を読み続けた。大陸間海底電信ケーブルは19世紀後半に完成して、今度は電話通信の時代になっている。電話通信は電信以上に難しい問題を抱えているらしいが、ヘヴィサイドという魅力的な人物がその困難を解決する手がかりを与えたという。ヘヴィサイドは電離層のある部分にその名前がつけられたので、無線通信をやる人は名前を知っている。

 Internet Archiveでこの本の211ページ以降を読んでおこう。>自分。

 電話通信は、ケーブルで行われるより、まず無線で実現されることになっていく。マクスウェルやマルコーニの時代になっていく。

 登場人物の魅力的な挿話をつらねるクラークの書き方は、アシモフの文章と似ている。高校生のときに読んで感激したアシモフの『化学の歴史』をも思い出させる。こんな文章を書いてみたいが無理だろうな。

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 夕方、買い物に出かけ、マスクを忘れてドッキリしたが、かまわず図書館に寄る。2冊借りてきた。SF小説の方の表紙には先日、牧眞司さんと鹿島茂先生が格好悪いとけなしていた、巨大ピーナッツ型の宇宙船のイラストが書かれている。たしかに昔の空飛ぶ円盤のほうが魅力的だ。


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