ともかく、雑踏にめげず乗り換えて広尾駅につき、散歩をしながらスタジオへ。思い立って、5年前に甥の入学祝いに呼ばれた「さくら」という和風創作居酒屋(西麻布交差点そば)がまだあるかと、行ってみた。あった。ただし日曜定休日。私にとっては安くないので寄るつもりはなかったが、すこしがっかりした。
鹿島先生なら、ご存知かもしれない、と思いつつスタジオ入り。いつになく椅子が沢山。
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巖谷國士先生は、鹿島先生の大先輩だがすごくお元気な話が聞けた。お二人の絶妙な掛け合い(つまりドーダの言い合い)で、20名近くの現場観衆は大喜びだった。課題本『プラハ、20世紀の首都 あるシュルレアリスム的な歴史』は分厚いし高価なので、読みこなしてなかったが、それをしっかりカバーしていただけた。私は図書館で借りているが、再度延長して少しでも読む努力をすることにした。索引の助けを借りるだろう。藤田嗣治の名前も出てくる、と巖谷先生に教わったし。
ともかく、どうしてもプラハに行きたくなる、そんなタノシイ対談だった。それと、メキシコシティーにも行きたくなる。それだけでなく趣のある都市なら世界のどこへでも行きたくなる…オソロシイ対談と言えるかも。
私はメモできなかったが、他の方のメモによると、『カレル・タイゲ』とか、映画『日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち』とか、『複数形のプラハ』とか、『スターリンとヒットラーの軛のもとで―二つの全体主義 』とか、『カフカの恋人 ミレナ』とか、『美しき瞬間』とか、面白そうな本・映画がどんどん紹介された。やはりオソロシイ対談^^;
以下はALL REVIEWS(中の人)によるTweetです。
***本日の「月刊ALL REVIEWS」、一般の方にも解放しまして、スタジオがパンパンのナイスな会でありました。巖谷國士さんがゲスト。すごい会だった。。一般参加2000円いただきましたが、「ALL REVIEWS 友の会」会員は無料だったりします。月額1500円。まだ二期募集中です◎https://t.co/s5n6XLwGKo pic.twitter.com/yi5Jh81Toa— ALL REVIEWS (@allreviewsjp) March 31, 2019
帰りに有志で軽くお茶を(私はワイン)して、新しい友人たちと話ができた、これもこの対談のおかげだ。
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帰ったら、「いだてん」でポルトガルのマラソンランナー、ラザロの亡くなったのを知り、残念な気持ちになった。その後、イチローの愛犬「一弓(イッキュウ)」の姿が拝めたので、今日は全体としては良い一日。
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