2019年3月28日木曜日

漢字入力は面倒なところが楽しい

古い記事をOCRでデジタルテキスト化すると、旧字体の変換がほとんどされない。これを校正時に旧字に直すのだが、ここが一筋縄ではいかず、面白い。

まず、「正漢字正かなづかひ辭書」というのを、いつも使っているGoogle日本語変換に追加した。これで旧字体の漢字が変換候補としてだいぶ出てくるようになった。普通にメールなどを打っている時には不便なので、デフォルトの日本語変換を使う。これはこれで使いづらいので何か手が必要。必要に応じ辞書を切り離せるとよいのだが…

変換で出てこない場合には、個別に漢字を探さないといけない。新字一字をそのままGoogleで検索し、漢字ペディアなどで出てくる、旧字をコピペする。

見つからない場合は、漢字辞典のお世話になる。部首を考え、部首以外の画数を数えて、辞書を引く。紙の辞書でやっていたが、見つかってもコピペできない。通常は「よみ」で変換すると出てくることが多い。

そもそも「よみ」がわからないケースも有る。漢字そのそのを手書き入力できればいい。Mac上で手(マウス)書き入力ができるが、超絶に使いにくい。iPadに手書き入力(Mazec)を入れてあるので、これを使うこともある。うまく出てきたら、メモアプリを介してコピペする。

今日、『インターネットで文献検索』という本をめくっていたら、こんなサイトが紹介されていた。
(1)《Unicode/CJK統合漢字》漢字検索
(2)漢字変換ツール [JavaScript版]
これは便利そうだ。明日から校正のとき使ってみよう。

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Twitterでこのサイトを再発見。内容(オモシロイ)やサイトの作り方が参考になる。大久保さんのサイト。
The Baker Street Bakery

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月間ALL REVIEWS友の会の予習で、プラハのことを調べているが、『カフカの世界』(辻瑆(この字の検索でさっきの(1)が役に立った(*^^*) )1971年 荒地出版社)がよさそう。玄関わきの本棚から発掘。


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