2019年4月22日月曜日

文字起こしほぼ完了し明日納品予定

鹿島先生と島田歌穂さんの対談文字起こしを続けた。私の担当部分は、終了時のコメント部分。

前日起きたノートルダム大聖堂の火災に関する発言で、『ノートル・ダム・ド・パリ』が紹介され、ユゴーが「中世の叡智」を「石の書物」としたのがノートルダム大聖堂だが、書物が軽視されようとしている現代に、その「石の書物」が火災にあったのは、象徴的なこととおっしゃったのが興味深かった。

近刊の『フランス史』も紹介されたが、かなり前に出た『タブロー・ド・パリ』もご紹介頂いた。どちらも高くて手に入らない。次善の策は図書館で借りることだが、『フランス史』はまだ出たばかりで、図書館にない。『タブロー・ド・パリ』は私の手に届く範囲では、国会図書館にしか無い。原先生の論文のコピーとともに見に行ってこようか? 覆麺のラーメンをご褒美として神保町古本屋にも行くという、一人ツァーを企画しよう。

とりあえず、『「レ・ミゼラブル」百六景』を、古本で密林さんに入手手配した。

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こうして仕事していると、わずか8分の対談の文字起こしに足掛け3日もかかってしまう。このような楽しいペースの仕事はボランティアでしか出来ない。(年寄で仕事が遅いことの言い訳にすぎないだろうって? その通り。)

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