『コンタクト 下巻』を読み進める。
134ページ付近。
中国の歴史話が出てくるが、意味あるのか?
ハッデンさんも日本(!)の老政治家(?)とともに活躍するが、少し無理がある。それを著者は意識しているようでもある。
中盤を過ぎて、ストーリーとしては盛り上がって欲しいところであるが、もう一つ物足りない。ここは『三体』のように、バカバカしさをおそれずどんどん攻めてほしいところ。
素晴らしい小説とは、(辻邦生さんがどこかで書いていたが、)常人の考える数段上を行く、ストーリーとその記述をらくらくと(書くのが楽という意味ではない)読者に提示するものらしい。
天文学者セーガンにそこまで期待するのは無理だろうから、このテーマをクラークに書いてほしかった…などと妄想をたくましくする。
ともかく、話はクライマックスの「宇宙旅行」に突入しようとしている。
***
ALL REVIEWSのメールレターの巻頭言の当番は、来週だったが、今週予定していた方が都合が悪くなり、急きょ担当することになった。昨夜その話が来て、今日朝から夕方までかかって、原稿用紙2枚分くらいのものをなんとか書き上げた。この長さなら、ネタがあれば一日でできるという変な自信がついた。
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