2019年7月30日火曜日

「日本近代文学館 夏の文学教室」へ行ってきた



「日本近代文学館 夏の文学教室」に出かける。有楽町。よみうりホール。鹿島先生のお話もある。「三島由紀夫とフランス文学」。

行き帰りには、シルビア・ビーチの本を読もう。そういえば、お土産本で『Shakespeare and Company PARIS』という本もあるので、帰ってきたら拾い読みしよう。ジョイスの『ユリシーズ』もこの春、古本屋で買ってある\(^o^)/

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☓☓暑い中を出かけた。永田町で乗り換え。かなりの期間通勤で通っていた。ホームドアが出来て、景色が違う。会場についたのは20分前の開場と同時だが、すでに半分くらい席が埋まっている。ALL REVIEWSでの知人も来ていた。チラシもあった。



公演のお一人目は赤坂真理さん。天皇についてのお話だが、最後にワイツゼッカーの話のところで、涙を流しておられた。悪いが意味がわからなかった。

二人目が鹿島茂先生。「三島由紀夫とフランス文学」三島の心性とカトリックの関係の話。秩序のない時代に自ら秩序を生み出しそれを乗り越えたがる。結局学生運動が挫折して自分で秩序のない世界にしようと直接行動に出るがうまく行かず自刃する。
ラディゲが好きだったらしい。でも共通点はあるのか…明日、ラディゲ全集を出してこなければなるまい。三島全集は駅前の図書館に揃っているので、何冊か目を通そう。鹿島先生の三島に関する本『三島由紀夫のフランス文学講座』は、古本なら手に入る。どうするか…

三人目は京極夏彦さん。存在感の塊。『遠野物語』を現代語訳した話。『遠野物語remix』と『遠野物語拾遺retold』だ。図書館にある。柳田国男は内閣府法制局参事官だったそうだ。

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先日の月刊ALL REVIEWSのバンド・デシネ話の書き起こしの仕事がきた。

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今日出た、「週刊ALL REVIEWS」の巻頭言も、先週に引き続き担当させていただいた。画像でご披露。


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