電子版の全集が出ている。高いけど!
その抄録版でも、文章の活気と面白さは伝わってくる。ここに編集者坂本一亀は目をつけたのだろう。途中で、留学中に漢字を書いて周囲に尊敬されるという場面が出てくる。小田実はいつも坂本一亀に悪筆を叱られていたのだが、皮肉なものだと言っている。
冒頭で、小田実はトーマス・ウルフを愛読したと書いている。私は読んだことがない。少し興味深い作家なので、本を捜した。ほとんど図書館にはない。古すぎる。かろうじて相模大野図書館に処女作の文庫本があった。来週借りに行こう。英語版は、オンラインで読める。たとえば、ここ。カナダらしい。なにしろ、ものすごく長いので英語版を読み切ることは100%ないだろう。眺めるだけにしよう。
トーマス・ウルフの編集者もちょっと有名らしい。要調査。
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『献灯使』(多和田葉子 2014年 講談社)を読み始める。表題作の半分まで。ペシミスティックでファンタジックなSFとも言える。文章の端々に思考の力がみなぎっているのがスゴイ。
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今日の昼食は昨日に続いて、ひやむぎ。しょうゆのつけ汁には飽きたので、きゅうりをおろして、鰹節や、小ねぎなどまぜ、薄口醤油を少しだけたらしたものに、麺をつけて食べたら、なかなか行ける。
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夕方の淡い夕焼け。駅前にて。秋の気配。
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