2019年9月14日土曜日

『植草さんについて知っていることを話そう』を読むと植草さんのイメージが崩れるので初心者には向かない

集合住宅の庭で花を育てる有志グループにJが居るので、時々花の苗の買い出しのドライバーに駆り出される。

今日は一時間弱かかるお店に行った。到着すれば、奥様たちの買い物が終わるまで一時間半くらい暇になる。今日行ったところは、町外れで周りは自然豊かなので、植物と昆虫の写真を撮ってみようと、駐車場のはじの土手に行ってみた。

傾斜があるが、これが意外に、写真を取るのに向いている。風が遮られて被写体ブレが少ないし、しゃがみこまなくても低いアングルで撮ることができる。

昔(十年くらい前)は、一眼レフと接写レンズで、息を止めて撮っていたが、体力的にそれは無理。iPhoneで気楽に撮る。ピンぼけも気にしない。

葛の花。お店の人が手入れしているらしく、適度に茂っている。放っておけば猛烈に伸びているはず。

ジェット機のように飛ぶセセリチョウ。

ヤマトシジミ。相変わらず可愛い。

ツユクサ。この世のものと思えない色合い。

大体、標準的な顔ぶれが撮れた。本当は葛の葉が好物のゾウムシを撮りたいが、小さすぎるので、「素」のiPhoneでは無理。それに、ざっと見た限りでは見つからなかった。天候の関係か?

ちょっといい気分になって、おやつとして、この店の名物「焼きカレーパン」を食べる。140円外税。

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店の前に気になる幕が張ってある。この文章を読むと、毎回、可笑しくなる。本気で考えると腹が立つかもしれない。通じるから良いとするかと自分に言い聞かせる。

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帰って、『植草さんについて知っていることを話そう』(高平哲郎 平野甲賀ブックデザイン 2005年 晶文社)を半分まで読む。

来生えつこさんが書いている、「日常生活の」植草さんが可笑しい。原稿を受け取りに行くと股引をはいたまま応対する。風呂に入っていることもある。原稿は書き上がった分、2、3枚だけを彼女に渡して残りをまた書き始める。コピー機などもちろん持ってないので、原稿の続きは「話は変わるが…」で始まる。
平野甲賀さんは、植草宅でご馳走になった昼飯がコロッケ一個だったことがあると回想する。大皿に乗っていて、すべり止めに刻んだキャベツが少々。これは、身につまされる。
片岡義男さんがおっしゃっているような、未発表の手書きの原稿(大量にある)を写真版にして、出版する件は、ぜひ実現してほしい。夢のような話だが。

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台風被害での停電は、まだ解消しない。それどころか27日頃まで直らぬところもあるという。どこかに避難させてあげることはできないのか?

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