2020年1月14日火曜日

『日米交換船』は昔話だけでなく世界の未来をも語っている

『日米交換船』、そろそろ終りに近い。

9頁。この本の材料は、4回の鼎談と、黒川さんが外務省外交史料館(*)で調べた1万頁の資料だそうだ。外交史料館はちょっとおもしろそうだ。

(*)https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/index.html

295頁。黒川さんの書いた部分。2001.9.11と真珠湾攻撃の類似性を述べていて、ドッキリした。イスラムと日本の留学生たちの置かれた立場も似ていると述べる人もいるのだとも。

316頁。旅券を持たないで米国にいた人々。阿部行蔵牧師、平岡養一、竹久千恵子…

319頁。南博は日本に帰らない。日本が本当の民主主義になるには天皇制がない社会になる必要があるとも述べた。大山郁夫も帰らない。現在の米国の意図は日本の民主革命だが、将来帝国主義的アメリカの政策に反対したら民主政府はすぐに倒されるだろう…。

320頁。石垣綾子も国吉康雄もイサム・ノグチも帰らない。イサム・ノグチは日本国籍を持っていないが、志望して強制キャンプにはいった。

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Jのスマートフォンをauから格安SIMの会社に変えようと動き始めた。まず、持ち越せないポイントを使ってAmazonで買い物。今使っているのは壊れかけているポットの新しいのと、安いコーヒーミルを注文。数百円ポイントが余ったので、『北米体験再考』(鶴見俊輔)を古本で購入手配。

乗り換えには手数料がかかるが、5000円弱の月額料金が1000円強になる予定なので、2ヶ月で手数料はチャラになる。

とにかく固定費を減らすのが肝心。

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頑張ってこんな書斎が欲しい。多分無理。
ノエマスタジオ(鹿島先生の書庫の一部でもある)

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