『鶴見俊輔伝』、読み終えた。快い脱力感。
407頁。1972年、メキシコへ。エル・コレヒオ・デ・メヒコで教えるために渡航。もういとこは居なかったのだろうが。同年から2年間、朝日新聞で論壇時評を書く。
408頁。『高野長英伝』。高野長英は水沢出身。母方の(後藤新平の)遠い縁戚。そして、ついでに言うと、父鶴見祐輔が立候補していた岩手二区はこの周辺。
409頁。『柳宗悦』。
425頁。1979年からカナダ・モントリオールに滞在。モホーク族の民主主義を知る。フランクリンがこの民主主義を伝えてフランス大革命が起きたという説もあるのだとか。
432頁。黒川創が教わったこと。本の読み方、全部読まなくても良い。テープ起こしのまとめ方、絶対外せないことだけにしておきそのあと、すこしずつ足す。文章の添削、たいてい、最初と最後は削られた。つまりすぱっと本題からはじめ、文末のぐだぐだは除いてきっぱり終える。
438頁。デューイの普通人らしさに惹かれる。
442頁。リリアン・ヘルマン(ダシール・ハメットのパートナー)が非米活動委員会との戦いで見せた態度に共感。「まともであること」。
496頁。息子、鶴見太郎の語る父親像。なにごとにも、「おもしろいな!」、「すごいな!」という反応を示す。社会に出て、他の大人はそうでないことにショックを受けたという。
終わった。
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本題とは無関係だが、借りてきたこの本、図書館で貼る透明なブックシートの貼り方が下手で、読んでいるうちにカバーと表紙がずれて戻らなくなり、大変読みにくかった。明日、返すときに、注意してあげよう。
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今日は写真を撮らなかったので、一昨年の今日のAmちゃんの写真を。(その日のブログにもあげていたけどまあいいか。)
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