2020年3月9日月曜日

やらなくてはならないのが仕事で、やりたくてならないのがシゴト

「論語対談」のレポートの材料としてはもう遅いかもしれない。



最近借りてきた『四季芳書―読書人の日常』(紀田順一郎)を拾い読みしていたら、「めずらしい、作家による孔子伝」という記事を見つけた。産経新聞に1989年か1990年に掲載されたものらしい。
井上靖『孔子』(新潮社)はこのときベストセラーだった。
諸橋轍次『如是我聞孔子伝』上下(大修館書店)もこの時期に出た、執筆は21年前。
戦前の、武内義雄『論語之研究』。
戦後は、津田左右吉『論語と孔子の思想』。
貝塚茂樹『孔子』(岩波新書)。
桑原武夫『論語』(ちくま文庫)。
藤堂明保『論語』(学研)。
下村湖人『論語物語』(講談社学術文庫)。
そして、極めつけ(?)は金谷治『論語』(岩波文庫)。
なお、戦後すぐは『論語』は全くの不人気だったそうだ。

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『若き日の日記』で、神谷美恵子はついに念願の「長島愛生園」の訪問にいった。1943年8月。この後、反対する家族を説得しながら「長島」にいく準備を始める。

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先週の土曜日にマンションの管理組合理事長に選出された。今日は理事長印の受け渡し。これからはこのハンコが活躍しそうだ。電話連絡も多そうなので、リビングの食卓兼用の事務机上に、電話機の子機を設置する。書類を眺め、パソコン画面を見たり、電話をかけたりしていると昔やっていた仕事を思い出す。

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仕事といえば、Netflixビデオの『グッド・ワイフ』。主人公は独立して自宅のリビングの大机、実は外してきたドア、に向かって仕事の注文を受ける。宮仕えの身では出来なかった「本当にやりたい仕事」をし始めるが、すぐに経済的に行き詰まる。結局古巣の事務所に戻るが、パートナーだった身分はアソシエイトに落とされる。しかも仕事は選べず意に染まない仕事ばかりやらされる。もとの木阿彌なのだが、このあとなんとか打開策を見出してもらいたい。それでないと157話も観る甲斐がない。ガンバレ。

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