朝の読書。『プルーストによる人生改善法』の続きを読む。
92頁。
プルーストは医者を信じない。当時の医学も。
108頁。
プルーストは率直。『カラマーゾフの兄弟』を書いたのは誰かと質問するくらいに。
115頁。
物事にふさわしい言葉を探す。失敗だらけになるが、あきらめない。
116頁。
使い古された言い回しに異議を唱える。決まり文句だけじゃダメ。
120頁。
名文の下手な模倣を嫌う。
128頁。
1872年(プルースト生年の翌年)モネは『印象―日の出』を出品。
130頁。
「自分たちが感じることに、現実と大きく異なる表現形式を与えておいて、そのくせしばらくすると、それを現実そのものだと思ってしまうこと。」は万人共通と見なしていた。
131頁。
バルベックにも「印象派画家」を一人登場させた。エルスチール。
132頁。
私たちのなかに未知のまま眠るものに気付き、驚くべきだ!
***
昼の読書。
『日本人の知性 19 辰野隆』(学術出版会)を拾い読み。
167頁。
辰野隆も書斎で炬燵を愛用していた。眠気を誘う所が良い。発狂しないから。
同じく、昼。
夏樹静子『椅子がこわい 私の腰痛放浪記』(文藝春秋)を一気読み。
105頁。
河合隼雄の助言。あなたの「腰痛」は、新しい境地への生みの苦しみだ。
#これはトーマス・マンが、『ファウストゥス博士』を書いている間に大病したのと似ている。
最終的には、断食をもちいた入院心理療法で快癒。新境地に達したかはわからないが、一年間休筆し世界や日本を旅行した。めでたい。
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