2021年3月3日水曜日

『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』(祥伝社)をぜひ書店で手に取ってほしい(なぜかはブログで……)



昨日発行された週刊ARメルマガの巻頭言を担当し、『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』の紹介を書いた。以下の通り。

 

『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』(祥伝社)を購入したので、早速「後ろから」読んだ。後ろからと言うのには理由がある。本の最後の【Special Thanks】の項に自分の名前が載っているか早く確かめたかったからだ。この本は、月刊ALL REVIEWSで行われた、鹿島茂さんと豪華ゲストたちとの多くの対談のなかから6つを選んで書籍化したもので、対談後の文字起こしをALL REVIEWS友の会やサポートスタッフの仲間たちが手分けして行ない、私は、鹿島さんと出口治明さんとの「論語」に関する対談の文字起こしのうち3分の1をお手伝いしたからだ。なお、この部分には今話題の渋沢栄一への言及もたくさんある。

奥付の手前のページに他の仲間と一緒に名前が載っている。些細なことなのだが、自分としては誇らしい。一方、本文を読んで気付いた。文字起こし後の文章と比べると、プロの編集者の手が入ったものは、実に読みやすい。「プロの技、恐るべし」である。素人の私としてはその編集の技を分析できたのがとても良い経験になった。この経験ができたのはALL REVIEWS友の会に入っていたおかげだ。

もちろん、本の内容にも目を通した。鹿島茂さんとゲストの対談書評の対象書籍は、次の通り。『NETFLIXコンテンツ帝国の野望』『絶滅の人類史』『論語』『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ』『9条入門』。これで、絶対にこの6冊の本を読みたくなる。しかもそれぞれの対談記事の後には何冊かの関連お勧め本のリストが付いている。したがって、この本を1冊読むと、数十冊の本が読みたくなるわけだ。次に本屋さんに行くのが楽しみになる。

最後に読んだ、この本のまえがき(鹿島茂さん)の一節が心に残る。

「ゲストの方々とのトークは本当に刺激的で、ひとりで対象本を読んでいたのでは気づきもしなかった観点や切り口が示されて驚くことがあります。これぞまさしく、対談書評の醍醐味でしょう。」

ALL REVIEWSには多くの対談書評や鼎談書評が収録されている。一味違うこれらの書評を読むのも楽しみになってくる。(hiro)


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朝食前に、『透明性』(マルク・デュガン 早川書房)を読了した。前半の盛り上がりに比べて後半はそうでもない。最後に「どんでん返し」が続くが、これは必要だったのか。技巧に走りすぎた気がするが、フランス人の著者の特性か、それを望むフランスの読者に合わせたのか。私から見ると、最後まで直球で勝負してほしかったと思う。テーマの重要性を考慮して星3つというところか。近未来描写が皮肉っぽいのも「フランス」的。

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昼食前後、3時間ぐらいかけて確定申告書を作った。e-tax使用。数年前に使ったらあまりの遅さにキレたのだが、今回はレスポンスもよく、意外と簡単にすんだ。面倒なのは健保から来ている医療費明細書に記載されていない11月・12月分明細を別紙に追加するところ。あとはあまり問題ない。完成したデータはダウンロードしておくと、来年の入力が楽であるとのこと。そうした。

なお、Macの場合ChromeでなくSafariを使えというのがイケてないが、特に問題は起きなかった。

自分で税務署に行く派なので、確定申告書を印刷して今日は終了。明日は青色申告廃止届けなどを書いて、できれば午後税務署に行ってみるつもりだ。やはり疲れた。読書に移行したい。


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今日の「バッハ全曲を聴くプロジェクト」の実績。

Bach: Sonatas for Violin and Harpsichord No. 4-6
Leonid Kogan and Karl Richter
13曲 • 52分 • Oct 23, 2007

https://music.amazon.co.jp/albums/B00431EFJ4


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Ranald MacDonaldについて調べを進める。

https://archive.org/details/ranaldmacdonaldn0000macd/page/14/mode/1up

https://archive.org/details/ranaldmacdonaldn0000macd/page/76/mode/1up

図書館で、『海の祭礼』 (文春文庫)を借りることにした。



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