2021年3月18日木曜日

Bachを聴くにあたって参考になることが、森有正の本にはたくさん含まれている


森有正の(手持ちの)著書を整理してみた。発行年や内容の年代。目次も掲載すべきだが、それはこれから。

途中で目についた、「音楽」に関する記述。

(1)『砂漠に向かって』、冒頭、1952年12月24日の教会でのミサの記述。

(2)『遥かなノートル・ダム』、207頁 「思索の源泉としての音楽」「およそ書物はそれがどんなに優れたものであっても、私ども一人一人の経験と生活とを豊かにし、明るくすることによってのみ意味がある……」ロラン・マニュエル『音楽のたのしみ』(吉田秀和訳)の紹介文。

(3)『木々は光を浴びて』、70頁 「暗く広い流れ」クラーク会館のパイプ・オルガン。小さいコラール前奏曲4つと大きいコラール前奏曲4つ、変ホ長調前奏曲とフーガ、ハ短調パッサカリアとフーガ、アラブレーヴェ、コラール変奏曲「汝、聖なる神」と9つの変奏、クープラン、「フーガの技法」と死のコラール「汝の玉座の前にかくて私は進み出る」

(4)『遠ざかるノートル・ダム』、145頁 「バッハをめぐって」 マタイ受難曲から見直され始めた(メンデルスゾーン)。「小オルガン曲集」24番「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」(コラール前奏曲)、クリスマスコラール「いと高き天より我は……」、「音楽の捧げもの」、4つの受難曲、ロ短調ミサ曲、「フーガの技法」とBWV 668 - Vor deinen Thron tret' ich hiermit

もちろん、『日記』にはたくさん、バッハの曲の話が出てくるだろうが、これは少しずつ整理していく。

なお、以下がバッハの絶筆だそうだ。

J.S. Bach - BWV 668 - Vor deinen Thron tret' ich hiermit

https://www.youtube.com/watch?v=52RdshARXdg

解説

http://nishikunn.net/nishikunn_wp/?p=33074

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今夜はARの定例会。

 

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