高遠先生の三回目のプルースト講義の冒頭の資料をひく。
プルーストは直接法半過去を多用します。一般に、半過去は
①過去における継続的行為・状態
②過去における習慣的行為
③従属節で、過去における現在
などを表しますが、プルーストの場合に多いのが「絵画的半過去」です。白水社の『新フランス文法事典』(朝倉季雄・木下光一)から引用します。(以下略)
学生時代読んでいた『英語からフランス語へ』(川本茂雄 第三書房)を出してきて153頁を見たら「半過去は極めて描写力に豊み、瞬間的動作について用いられた場合にも非常に絵画的である」との解説があった。
その時代に教養部で使っていた教科書『現代フランス文法』(佐藤房吉 朝日出版社)には上記の①〜③がほぼそのまま載っている。(48頁)。
ちょっと欲しくなったが、『新フランス文法事典』を買うのは思いとどまった。『英語からフランス語へ』を、今後必要に応じて参照しながら楽しくプルーストを勉強することにする。
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予定を書き込むカレンダーを月初に剥がすときに、前月の月間シゴトメモを作ることにした。
2021年3月のできごと
3日 ARメルマガ発行(巻頭言執筆担当)
4日 確定申告、青色申告廃止届
6日 よしはる、歯固め式
11日 吉野さん定年祝
13日 高遠弘美先生プルースト講義第二回
みんなのつぶやき文学賞発表会
18日 AR友の会定例会(テーマ アウトプット)
20日 マンション管理組合理事長職引き継ぎ
月刊AR
25日 早大教育学部卒業式(こういち君)
26日 Youtube鹿島✕山本(猫町倶楽部)対談
27日 高遠弘美先生プルースト講義第三回
29日 Youtube鹿島✕秋本(NHKプロデューサー)対談
30日 ARメルマガ発行(巻頭言執筆担当)
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日記は唯一無二のデータを残すことになる。未来の自分の発想のために大いに役立つ。昔の手帖などを利用してできるだけ多く日記を書きたい。
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ローラン・ビネ『言語の七番目の機能』(高橋啓訳 東京創元社)を昨夜、読み始める。ふざけているような記述だが、面白くてすぐに100頁まで読んだ。サルトルとサガンのカップルもちょっと出てきて笑える。
山本多津也さんの『読書会入門 人が本で交わる場所』(幻冬舎新書)を読み終えた。バラエティーに富んだ読書会を長年主宰されたのは偉い。AR友の会でも読書会をやってみたくなった。明日のミーティングで提案してみよう。
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