2021年4月10日土曜日

今度こそ漱石の『文学論』を読むきっかけがつかめそうだ


服部徹也さんの『はじまりの漱石 『文学論』と初期創作の生成』を三軒茶屋の図書カウンターで借りてきた。一年半ほど読みたいと思っていた本だ。

あとがきを読む。

383頁。

漱石の『文学論』……複数の研究者が注目している第四編第八章「間隔論」から読み進めてみると、意外にもすんなりと読み進めることができた(はじめから読まないほうがよい本もある)。

『文学論』では何度も「挫折」しているので、これは有望な示唆である。さっそく第四編第八章から読んでみることにする。そして読めるようなら、『マルジナリアでつかまえて』で山本貴光さんが言っている通り、手軽な文庫本も入手したい。この本の性格上電子書籍も援用するのがよさそうだ。一方、書き込みをしながら読むには紙の本が良い。全集本はあるが、重くて取り扱いが不便。

山本貴光さんによるとPILOTのHITEC-C 0,25mmレッドも必要だそうだ。書き込みのためだ。

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同じく三軒茶屋で借りてきた全集本(岩波書店 第29巻 昭和48年)の斎藤茂吉の「日記」も目を通す。科学者風の記述やスケッチも入っており、読み物として面白そうだ。

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ピコ太郎と遊びすぎて、肩が凝り、腰が痛い。体重が7.5キロあるのに、長時間抱いていたためだ。快い疲れでもある。



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