『コンタクト』はAmazonで見ることできるかと調べた。『コンタクト』は有料だった。そこで巻頭言での紹介は簡単にする。(しなくてもいいかも。)
リービットさんとセシリアを対比させる案も、思わせ振りなのでやめておく。
巻頭言には素直に今思っていることを書くことにする。明日朝、書き始めよう。
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読み方が「穴掘り」だとすると、楽しみのためだけにする読書とはちがう? 上野広小路のおでん屋で某社常務と、私の読書は「理科系の」読書だと話したのが正しかった。 「穴」は「サブルーチン」とも言う。スタックを深くしすぎると戻れなくなる。戻るべき場所を記録しておくことが必要。
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「天文月報 オンライン」
https://www.asj.or.jp/jp/activities/geppou/
の検索窓に『天体観測に魅せられた人たち』で気づいたキーワードを入れれば、(たとえば「重力波」とか、「マルチメッセンジャー天文学」とか……)たちどころに、ほとんどすべての天文月報の関連論文が検索でき、美しくよみやすいpdf形式で読むことが出来る。
『天体観測に魅せられた人たち』の21世紀の天文観測の物語が頭に入っていれば、個々の論文の位置づけがわかるので、読みやすい。わからないところは読み飛ばす。他の論文も読み、数を稼いでいると、天文学の現状がわかってくるだろう。検索するにはキーワードを知る必要があり、勉強することの意味はキーワードを理解して身につけることにある。
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Neutron star cross section.svg From Wikimedia Commons, the free media repository |
たとえば、キーワード、「中性子星」で検索して見つけた、
「突発天体とコンパクト天体形成の最前線へ」(2020年)
https://www.asj.or.jp/jp/activities/geppou/item/113-12_795.pdf
の冒頭を少し長く引用させていただく。
中性子星やブラックホール,白色矮星などのコンパクト天体は主に星コアの重力崩壊と連星の合体の最中に生まれ,大きな重力エネルギーを瞬時に解放します.
例:SN1987A、GW170817、GRB170817A、Gamma-Ray Burst(GRB)
遠くの銀河で起こる突発現象も逃さず検出できる態勢が整備され……
過去10年の時間領域天文学,マルチメッセンジャー天文学の進展は凄まじく,重力波と多波長電磁波を同時にとらえた連星中性子星合体GW170817/GRB170817Aはその一里塚です.
どのような親星からどのようなコンパクト天体がいつどこでどのような爆発現象を伴って生まれるのか?高エネルギー天体のZoologyと換言できるかもしれません.
この論文は読んで見る。今の私には非常に勉強になる。
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