JapanKnowledgeで「書評」をキーワードとして、日本大百科全書と世界大百科事典を引いてみる。日本大百科全書の記事は紀田順一郎さんが執筆しており、「石川達三のいう「書評は文化批評であり読書指導でもある」という(書評の)性格が、いよいよ強く求められている。」という部分が印象に残る。
両者から書評に関して今後調べるべき雑誌等の名前を拾う。
たとえば、
『退読書歴』(柳田国男 書物展望社 1933) 国会図書館デジタルで読める。
『出版月評』
『史学雑誌』
『日本図書月評』
『日本読書新聞』
など。ほとんどは、国会図書館まで出向いて調べるしかなさそうだ。また、国会図書館に泊まり込みたくなってきた。コロナ禍の今は、自由に行くことさえ、かなわないのだが。
ほかに、
「《書物展望》とか《ブック・レヴュー》などの書評誌が大正時代に入って創刊されたが,あまり長くつづかず,第2次大戦後創刊の《読書展望》《書評》(いずれも1949休刊),《本と批評》《50冊の本》(いずれも1981休刊)なども存続できず,現在は《本の雑誌》など」、「週刊の《日本読書新聞》(1937創刊,1945復刊),《図書新聞》(1949創刊),《週刊読書人》(1958創刊),月2回の《ほるぷ図書新聞》(1968創刊)」も。
イギリスの《タイムズ文芸付録The Times Literary Supplement》,アメリカの《ニューヨーク・タイムズ書評紙The New York Times,Book Review》,フランスの《ヌーベル・リテレールNouvelles Literaires》も調べたい。
こちらはかえって、インターネットが役に立つかも知れない。
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『2001:キューブリック、クラーク』(早川書房)もどんどん読む。
冒頭の「人類の夜明け」の撮影で使われた特殊メークや、俳優たちの訓練と、その苦労話が面白い。キューブリックの苦労はその何百倍もであっただろう。彼の神経はどうなっていたのだろうか。常人には計り知れないところがある。
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