冷たい朝。外気温19°C、しかし室内は27°C?
温度計(付電波時計)を開放した窓のそばに置いてみると、すぐに温度は下がりはじめる。集合住宅の断熱性能は大したものだ。
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「これがその宿題だったのか、と思いながら見ていると、ふと、右上の隅に、息子が落書きしているのが目に入った。青い色のペンで、ノートの端に小さく体をすぼめて息を潜めているような筆跡だった。 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー。」
—『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)』ブレイディみかこ著
この本、KindleUnlimitedでおすすめされたので読みはじめた。何もと面白い。3時間半なら読んでみよう。でも朝食前で中断。
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今朝、堀江さんの本『郊外ヘ』がひよっこり出て来た。「探してたんだってね」とでも言うように。この本は紀行文集でなく、完全な虚構なのだと、あとがき(Uブックス版)で著者が書いている。いくつかの他書の紹介文集としても読める。
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『ナッジで、人を動かす』を読み始める、題名のようなことは可能。例えば入会したら必ず自己紹介を書くようにとしておく。しかしそれをすぐナッジと見破る人には、効果が薄れるのではないか? デール・カーネギーも出てくる。
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「文字起こし」の予定を立てた。
担当は50分弱。毎日5分間ずつやれば10日間でおわる。余裕をみて2週間とすると、今日(9月2日)から始めれば9月15日に終る。メ切は20日だからそれまで見直しもできる。この予定は共通ファイルに書き込んでおこう。
今朝10時半から11時半まで一時間文字起こしをして、結果出来たのは5分間分だけ。立ち上がりは遅くても仕方がない。引用書名などいちいち確認しながら作業するのでオーバーヘッドがかかる。しかし最後までこの調子だと、「年寄は遅いね!」と言われそうだ。ただし、話を聴くだけだと理解できなかったことが、頭に入ってくるので楽しい。大学で講義のメモを取っていると思えばいい。
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夕方、呉明益さんの『複眼人』を読み始める。意外に(といっては失礼だが)面白くて、一時間半ほどで100ページまで読んでしまった。350ページほどある本だが明後日には読み終えそうだ。『自転車泥棒』や『歩道橋の魔術師』よりもファンタジック。
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