2021年10月7日木曜日

『ディキンスン 〜若き女性詩人の憂鬱〜』と『最終飛行』と『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』で日が暮れる

AppleTV+で(原題: Dickinson)を観始めてしまった。危険だ。あっという間にS1E4へ。

https://tv.apple.com/jp/show/unknown/umc.cmc.1ogyy5s2agasxa5qztabrlykn

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『最終飛行』。朝のうち、つまり朝食前に読み終えた。

418頁。
『アラスへの飛行』の熱狂的読者が……

420頁。
カメラを積む偵察機は、……誰も傷つけない。……ひたすらに飛び続けて、地上の写真を撮ってくる。

437頁。
1944年6月29日は誕生日。44歳。

そして秋、ついに、最終飛行へ。

歳を取るとはどういうことか、肉体的・精神的理由により注意力が散漫になること。100%の能力が要求される仕事には、99.9%が許されない。99.9%が許される場所に移らなければならない。これは、この本のメインの「テーマ」ではないのだが、今の私には重くのしかかる話だ。

朝風呂に入ろう。老いの克服の妙案がまた浮かぶかもしれない。



ここをよく読むこと。

https://www.antoinedesaintexupery.com/

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午後は、『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』を読み続ける。

ネタバレ無しで印象深いキーワードを拾っていく……

ついにオリンピア・プレスの話が出てきた。「ジロディアスから印税をとりたてるのは至難の業」だったらしい。

多くの変わった文人と付き合う。イタリアに感激。

ジーン・メロディアスとの邂逅。

文名は騰がり映画の脚本まで……

次のIII章は1960年代の話になる。152頁。

まだやっと半分しか読んでいない。内容が濃いので素早く読むのは損だ。川本さんはこれを10年がかりで書いたという。私は気に入った作品は時間をおいて繰り返し読む。この作品もそのように読み、「死ぬ」まで読んでいるだろう。

今日、高遠先生が書評を書いておられるのを発見。
https://twitter.com/Thouartmore/status/1446011065985212420?s=20

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Twitterからの情報。

「追悼 保苅瑞穂/吉川一義が「保苅さんの「愛着と共感」に貫かれた文業」を、岩川哲司が「シャルダンの白い花」を寄稿。#すばる11月号」だそうだ。読まなくては。

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16時半からはゆいP(社長)とZoomで打ち合わせ。コミュニティ・マネジメントを正式に始める目処がたった。

 

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