『読書とは何か 知を捕らえる15の技術』(三中信宏さん、河出新書)を読みすすめる。ほぼ半分位の144頁まで。
面白いところに付箋を挟んだ(作業A)。このあと、付箋の貼ってある場所を点検し、心に残るところに鉛筆で印をつける(作業B)。それを見直して読書ノートの材料にする(作業C)のだが、まだ体力が回復していないのか、(A)しか出来なかった。その後、昼寝してしまった。
第2章(92頁)では、読書中ときどきは休めと三中さんはおっしゃっているのだが、一方、「誰も寝てはならぬ」、つまり読んだことの復習を頭の中でやるのが休憩であるともおっしゃっている。病み上がりなので今回はゆっくりやるのを許していただこうと思う。
前に戻るが、23頁では、読書を「狩り」にたとえてある。「狩り」とは、「どんな本を探して手にするか」、「どのように読み進めるか」、「読了後いかにまとめるか」などであるのだそうだ。これには同意せざるを得ない。漫然と獲物が通り過ぎるのを眺めているだけでは、「狩り」にはならない。能動的にならないと本当の読書ではない。
明日からまた襟を正して「狩り」にいそしもう。この本自体がスゴイ獲物なのだから。
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「次世代デジタルライブラリーの全文OCRテキスト検索」これはすごい。
https://twitter.com/blue0620/status/1487058280044122126?s=21
参考資料:「国立国会図書館における デジタル化資料テキスト化事業について」
https://lab.ndl.go.jp/pdf/event/digicafe2021/NDL_NDLdigicafe2021.pdf
https://lab.ndl.go.jp/event/digicafe2021/
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以下も見つけたが、これも素晴らしい。
閑山子LAB
https://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~kawahira/index.html
人文情報学月報・第122号に「日本古典データベース構築への期待」と題する文章を書きました。AIによる自動翻刻や、TEI規格による翻刻の整備は必須。しかしそれを待っていたら、「漢籍リポジトリ」に相当するような、大規模な日本古典テキストデータベースは、いつまでたっても構築されない。そこで、→
— 川平敏文│Toshifumi Kawahira (@mte9773) September 30, 2021
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ところが、こんなのもある。ここは天国か?
念の為頬をつねったら、痛い、良かった。今日は収穫の多い日。
斯道文庫で公開している「宮内庁書陵部収蔵漢籍集覧」の宋版「大藏經(一切經)」全文影像のページに「目次パネル」を設置しました。PCからご覧の方で表示が乱れてしまう場合、お手数ですがブラウザのキャッシュを削除(Ctrl+F5 / Command+r )して下さい。https://t.co/j884Ob71Y5 pic.twitter.com/Kk8j59CkZD
— 斯道文庫 Keio Institute of Oriental Classics (@shidobunko) January 29, 2022
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