まだ読書猿ブログの記事を切り貼りしているだけですが、
— 読書猿『独学大全』13刷24万部(紙+電書) (@kurubushi_rm) February 11, 2022
探しもののツールとノウハウを集めるScrapboxをはじめました。
今のところ目玉は国会図書館デジタルコレクションの中で探しものに役立ちそうな書籍の紹介とリンクです。https://t.co/VBmK3QAsqx pic.twitter.com/f5DX1Yy0hm
まとめ方も含め、これには脱帽である。
https://scrapbox.io/monkey-search/
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加藤周一『日本文学史序説 上』(筑摩書房 昭和50年)を久しぶりに取り出して読む。源実朝に関する記述を索引を利用して探した。
243頁。
「将軍は武士の権謀術数の道具にすぎ」ないとし、それを知っていた実朝が最後の(正統な)将軍としてできるだけ官位昇進を願ったという。1216年(建保4年)の「吾妻鏡」による。その2ヶ月後「唐船」を作らせたが進水に失敗し宋に渡ることを断念したが、「計画は本来亡命を目的としたものであったかもしれない」とある。
このあと(247頁)には、鴨長明が「方丈記」で描いた「大火・地震・伝染病の流行」のことが出てくる。和田義盛の反乱後、大地震が鎌倉付近であったことが大佛次郎の『源実朝』にも書かれていた。現代のことと考え合わせてみるのも悪くない。
私の持っているのは単行本のほう、これはちくま学芸文庫版 |
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