『文体の舵をとれ』の練習問題の回答を持ち寄って合評を行う、「文舵会」(ALL REVIEWS友の会の執筆研究部の催し)は、早くも第5回を迎えた。その概要記録を書いておく。
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第5回「文舵会」無事終了しました。おつかれ様でした。(立ち上がりでZOOMの操作を間違え、しかも途中で自分(hiro)の古いMacBookがシャットダウンしてしまい、大変ご迷惑おかけしました。すみません。)
参加者:R、S、Y、hiro
日時:5月20日20時30分〜22時15分。
内容:『文体の舵を取れ』第5章の練習問題(形容詞も副詞も使わず書く)を実施。
・余分な形容詞・副詞をとりはらって書くことにより、情景描写がクリアに、リアルになる。
・このように書いてみると、自分の真の気持ちがわかるようになる。それは読み手に伝わる。
・エッセイにも向いた書き方かもしれない。
・空気感も伝わるように書く。言葉を精選しながら書くべき。
・ここぞというときにだけ副詞や形容詞を使うと、効果的になる。
・論評の途中で出てきた作家、作品は、辻邦生『海そして変容 パリの手記1』、ヘミングウェイ、星新一、村上春樹。
・次回は6月17日、20時半から。回答提出締切は6月10日(予定)です。
次回も楽しい課題が待ってるようです。
以上です。
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上記以外はすべて国会図書館デジタルコレクションを使った読書に費やす。楽しい。
第一は『まあちゃんこんいちは』、半分ちかくまで読んだ。傑作だ。若くしてこれを書けるのは素晴らしい。著者山本祐義さんの兄君は高名な物理学者の山本祐靖さんだった。(昨年ご逝去された。)
他に、つまみ食い読書したなつかしい本たち。
『航空の驚異』(中正夫著 偕成社 昭和26年刊)
ケネス・グレアム『ヒキガエルの冒険』
(参考:創元社(SogenSha)/世界少年少女文学全集 全50巻 1953-1956年
https://ameqlist.com/0ta/tsogen/jzen.htm )
くるみわり人形。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1633110
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〈PASSAGE by ALL REVIEWS〉の私の書棚「BOOKS HIRO」の本が昨日から今日にかけて3冊売れた。『トーマス・マン日記』が2冊!!!、池波正太郎の『銀座日記』も。
今週末に補充に行かなくてはならない。
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