2022年6月3日金曜日

『パリの手記』シリーズも良いが『モンマルトル日記』で読む円熟期の辻邦生の姿も素晴らしい

辻邦生『モンマルトル日記』(集英社文庫)が届きました。日曜日に〈PASSAGE by ALL REVIEWS〉に行くので、書棚に並べます。若き日の日記である、『パリの手記』で小説をなんとかして書きたいと苦闘する姿もいいですが、より良い作品を書こうと努力するこの日記の辻邦生の姿も素敵です。


月曜までに『河岸忘日抄』も届きそうなので、これもすぐ書棚に入れます。

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トイレの換気扇がまたまた動き始めました。春先以来の2度めの復活です。すると、羽が回らない原因として考えていた温度という仮説はそれだけでは成り立たなくなりそうです。何らかの原因で排気用のパイプやシャッターなどが詰まっていたのが、最近の強風の結果で取れたのではないかという、新しい仮説を唱える人もいて、判断が付きません。ともかく様子見をします。

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先日受けたPSA値の一次検査結果は4.75で、泌尿器科に行って二次検査を受けることになりました。これを聞いて一挙に私の顔が不機嫌になったらしく、伝えた内科の主治医があわてて、必ずしも高い値ではなく癌という原因だけでなく、前立腺肥大なども考えられると言ってくれたので、少し気が休まりました。なるべく早く近くの病院の泌尿器科に行きたいのですが、孫の世話の予定があるので、再来週に行くことにしました。

今住んでいるマンションは築40年経って、いろいろ不具合が出てきて、それをだましだまし使っているところがありますが、自分の体はもっと長年使っているので、不具合は少しずつ出てくるのだなあと思います。早期発見、早期治療を心がけたいです。

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そんなこんなで、来週早々に提出すべき巻頭言の原稿準備がまったく進んでいません。はやく材料の本を読まなくてはいけないのに、さっきまでUlyssesのZOOM講演会を聞いて面白がっていたので、反省しております。これから読みます。 

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