日比谷図書文化館で行われた、荒俣宏さんと鹿島茂さんの対談『天使はほほえみ、悪魔はささやく-終わりのない古書探しの旅(2)』を聴きに行ってきました。楽しかったです。
他人の目から見たら「ゴミ」でもコレクションしていくと大切な(自分にとってだが)ものになるというお二人のご意見に賛同します。私の本のコレクションはまだ「ゴミ」かもしれません。これを「お宝」に変えるのは、目的(テーマ)を持った意志的なコレクション作業だろうし、そうなるには「読み方」をもっとかえなくてはなりません。漫然たる読み方ではいけない、これは以前から気づいてはいました。集めたものや読んだものについて「書く」ことは、ここでも重要な役割を果たします。
最後に荒俣宏さんがおっしゃった、コレクションの究極のコツは「長生き」という言葉に、周囲から笑いが漏れていましたが、荒俣さんと二歳しか離れていない私としては切実な問題と捉えざるを得ません。長生きしたい。
途中で出てきたパリ・マレ地区の「ギカンテ GICANTE」という古本屋さんにはぜひ行ってみたくなりました。また長生きのための目標がひとつ増えました。
https://www.niche-museums.com/29
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『そして謎は残った 伝説の登山家マロリー発見記』(文藝春秋)を読み終えました。ほぼ一気読みです。謎がもっと深まってしまったマロリーの事績に関してはもっと知りたくなり、今日も買い物ついでに図書館で借り出した本を読みます。
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PASSAGEには明日(7月4日)に行く予定。体調がやっと治ってきました。お店番はしばらくぶりです。
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