2010年4月25日日曜日

吉田松陰と譜面台

 今日の話題は、ブログ表題{ITエンジニアの教育」)とは直接関係ありません。
 そもそも吉田松陰を思い出したのがきっかけ。座敷で正座して読書する場合、ちゃぶ台では姿勢が悪くなります。そこで吉田松陰先生や、要するに昔の人がよくつかっていたらしい、足のついた書見台が欲しいと思いつきました。自分で作るのが良さそうですがまずは手近なところで間に合わないかと考えて、息子に以前買ってやった譜面台を物置部屋に探しにいきました。なんとか引っ張り出したが、錆だらけ。錆というより曇がホコリと混じって金属の表面が白っぽくなっています。
 こんなとき効力を発揮する杉の精油のポリッシュ剤を取り出して、磨きをかけました。一応綺麗になったな..と思いポリッシュ剤をしまおうとしたら、ビンをひっくり返してしまい、あたりが油だらけ。
 つかっていた布巾で余分な油をふき取り、もったいないので部屋中の木材部の効果のありそうなところを磨きまくりました。フローリングの床も輝いたし、いくつかの埃だらけの家具が美しく輝きだしかなり満足。一度終了して布巾はすてたのですが、思い直して、窓や網戸のアルミサッシの表面も磨きました。光沢がなく白っぽい錆状のものに覆われていましたが、これもつやを取り戻しました。
 ここ数年は、いろいろなことがあり、住居の手入れも怠っていたなと感じました。余裕をもった生活をしないと、心も錆びそうです。精彩を失うと心だけでなく、形にも現れます。
 いろいろな職業の修業時代の重要な教育要素として掃除を扱うことが多いのですが、身の回りを整えるやり方にその人の心のあり方や余裕度が現れるからでしょう。うん、やはり最後は教育でまとまったか。前言撤回します。
 譜面台の読書はなかなか気持ちイイですが、やはり本物も欲しいな。

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