2016年11月7日月曜日

マンダラ(曼荼羅)と鼠の日々、体を大切にするためよく寝てますよ > 鈴木長十先生

鹿島茂先生の『モンフォーコンの鼠』と中沢新一先生の『森のバロック』を交互に読み進める。
 十九世紀前半のパリでは、バルザック先生が活躍していたが、それ以上に「ゴミ」捨て場界隈の臭気の中の鼠が大活躍。暗躍する鼠たちも気持ち悪いが、それ以上に利己的な人間たちも気持ち悪い。なのに面白い話なのはなんでか?それを解明するためにどんどん読む。

挿絵を真似して描いてみた。下手だ。
 南方熊楠論である『森のバロック』もどんどん読める本である。しかし2章の「南方マンダラ」がさっぱりわからない。曼荼羅そのものについては知っているつもりだったが、これは頭の中の知識で、曼荼羅という思考形式(?)を使って、考えるということが実感できない。とりあえず、次の章の民俗学に関する話はワカルような気がしたのでこれもどんどん読み進める。熊楠関連の本はもっと探さなくてはいけん。と思っていたら、買おうと思っていた『南方熊楠を知る事典』の内容がかなり掲載されたページを見つけた。これは儲けもの。でも事典は買うけれど。

ときどきは現世に戻る。TwitterのTLをながめると内閣府のホームページの「首相謹話」などの言葉遣いにかんするお小言が目についた。内閣府ページのレベルが低くて話にならない。辞書を引くということを習わないで公的な文章を書かされている人たちがいるようだ。今日は立冬だが、お寒いのは、そのせいだけではない。

 昨日再発見した駿台予備校の名物英語教師、鈴木長十先生のお言葉の切れ端を思い出した。「体は大切にしなければいかん。私のように忙しくて金があるヒトはうまいものを食べるべし。キミたちのように金が無いヒトは十分睡眠をとりなさい。」当時、肺炎から回復したばかりだったので、ありがたくこのお言葉を聞いたし、実際その後はよく寝て、翌年の受験にはみごと成功\(^o^)/

 鈴木先生のテキストはまだ売られている。『基本英文700選』これはさっぱり覚えてないので、買おうかしらん?

 鈴木先生のようによく喋るには、脳のブローカ野を鍛えると良いという説を昨日TVで聞いた。鍛える一方法は逆さ言葉を素早く言う訓練。「マンダラ」は「ラダンマ」。文字数が多くなると大変だがTVに出た古舘さんは上手だった。ボケ防止にもよさそうだ。

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