2017年1月24日火曜日
読書はお休みして今朝の夢を書いてみた
疲れていても聴けるピアノJazzを捜した。ビル・エバンスもいいが、聴き飽きた。キース・ジャレットは少し重苦しく感じる。そこで、油井正一先生の本を参考にし、アート・テイタムを聴いてみた。これはビンゴ!たとえば、これ。「倍速」といわれるピアノの音の流れが心地よい。あれこれ考える必要がなく、気楽で楽しい。
聴いているうちに居眠りしてしまった。こんな夢をみた。
S先輩の家にいる。暫く滞在することになったらしい。先輩は不在。学生時代にもよく留守中の下宿に上がりこんで昼寝したりしていた(*^o^*)
先輩は国文学者なので、本がいっぱいあるはずなのに、何もない。
形見で貰うはずだった、諸橋の大漢和辞典もない。まあこの年ではもう不要かもしれぬ。
古い箪笥が置いてあるので、もってきた少しばかりの着物を空いた引き出しに入れた。
奥の引戸をあけると、コンクリートの流しやたたきがある。生活用品は何もない。部屋の中に綱がはってあり、洗濯物が少し干してある。
かなり広い部屋で十疊ぐらいある。
部屋代はどうすればいいのか、よくわからない。そもそもこの部屋は、先輩が借りているのかどうかもよくわからない。
暇だなと思っていたら、S先輩が帰って来た。にっこりしたが何も言わない。
喉が乾いたが水道栓があるだけでコップも薬缶もないので、我慢していた。
S君が訪ねてきた。
S先輩とS君は名字が同じ。紛らわしい。私は先輩をSさんと呼んだ。S君は昔からの親友で、必要な時はあだ名で呼ぶ。他人の前では、悪いからあだ名を使わない。ファーストネームで呼ぶ。
S君は仕事で来たのだろうか。コッへルを持ってきたので、急に元気になって、コーヒーを頼んだ。
先輩に部屋代のことを聞いてみようと思ったがまだ言い出せない。
さっき、箪笥に勝手に衣類を入れたのも良くないなと思ったが、黙っていた。
先輩はアルバイトで女子高の講師をしている。その女子高生たちが遊びに来たらしい。
コーヒーは入れられるとして、茶器がないのは困るだろう。
目が覚めてから、これは過去の思い出の抽象か、それとも将来の予知かと考えた。やはりわからない。
ともかく悲しくはなく、楽しくもない、淡々とした良い夢だった。
この夢の内容と、聴いていたアート・テイタムの音楽に関連性はあるのか、それを知るにはまた寝るのがいいだろう。こんどは、何を聴くか?
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