Sketchpad: A Man-Machine Graphical Communication System の2003年電子版を読む(2)
Abstractの一部の超訳
「製図」を計算機とのコミュニケーション手段として新たに用いる。製図情報を直接ディスプレイに書き込み、計算機に入力できるのだ。電気、機械、科学、数学、アニメーションに関することを取り扱う汎用システムだ。そして、プロセス間の相互関連なども図として表せる。非常に複雑微細な構造図を描くのにも使える。
「ライトペン」と幾つかの「ボタン」を用いて、図のある部分を指し示したり、その変更を支持したり出来る。
基本図形である直線や円弧を組み合わせて、任意のシンボルを定義し、そののち再使用することが出来る。
描かれた図形間の「トポロジー」も記憶できる。従ってある頂点を動かすとそれにつながる複数の辺も自動的に動く。
これにより、回路シミュレーターのインプットとしてトポロジカルデータが入力可能である。
Sketchpadは例えばトラス構造の応力計算などにも力を発揮するだろう。
個々の図形のデータは計算機内でリング構造をとって格納されている。論文ではこのリング構造の取扱についても述べている。
指導教授:クロード・E・シャノン!!!
Contentsは以下の通り。(今後つまみ食いします^^; )
気分を変えてちょっと別の本に浮気!
息子が読み終わった本を置いていってくれたので、読もうかどうしようか決めるために、まず眺めた。
『いま生きる「資本論」』(佐藤優 2014 新潮文庫)。
『知の操縦法』では、後半ヘーゲルを持ち出されたのでめげたが、この本での現代を読み解く鍵は「資本論」なので、すこし易しいかもしれません。
安倍究極ポピュリスト政権が世論と株価(連動している)を何故気にするかを、古典を読むことにより解明すると序文にある。
古典(佐藤優さんの場合もちろん文化系の古典だが)を読むことにより、現在がわかるという意見には賛成である。私の場合、古典はトーマス・マンやファインマン、アインシュタインなどではあるが。
そして、学校で習ったことは会社では役に立たないと言う意見には反対。曲がりなりにも勉強した物理学の知識や知恵は、有形無形に仕事に役立った。あるいは仕事をきちんと行うのに欠かせないものだったと言える。短絡思考の人にはこれは解らないだろう。
と、言うことで『いま生きる「資本論」』はもう少し借りておくことにした。赤えんぴつで汚す許可ももらわないと\(^o^)/
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