私はヌーベルバーグが好きだったが、その前にアラン・ドロンやイブ・モンタンが居た。それよりも古い映画を植草さんは紹介している。
植草甚一スクラップブック29巻 「シネマディクトJの映画散歩 フランス編」 1978年 晶文社
目次です。
1 ジャン・コクトーとともに 9(ページ)
ぼくの友だちの若い詩人が……
「恐るべき親達」について考えてみよう
映画の詩人ジャン・コクトー
コクトーの「美女と野獣」を見た日
「オルフェの遺言」への手がかり
コクトー雑談
ジャン・コクトーが喋りまくった
クロード・モーリアックの日記を読むと
コクトー没後十年目の再評価
2 フランス映画のリアリズム 69
フランス映画の傾向と心理的リアリズム
オータン=ララの「肉体の悪魔」にはすっかり感心した
「ボルジア家の毒薬」の周辺
「狂熱の孤独」の与える感銘と興奮
アンドレ・カイヤットの「両面の鏡」
新人イヴ・シアンピの大胆な演出ーー「悪の決算」を見る
「太陽のはらわた」はハードボイルド派の寓話のようだ
三つのオムニバス映画について
「二百万人還る」
「七つの大罪」
「新・七つの大罪」
3 ぼくの好きな四人の監督 155
ジュリアン・デュヴィヴィエ
デュヴィヴィエと会った夜
「逃亡者」
「埋もれた青春」
「フランス式十戒」
マックス・オフュルス
「輪舞」
「快楽」
「たそがれ女心」
ルネ・クレマン
ルネ・クレマンのこと
「禁じられた遊び」
「しのび逢い」
「太陽がいっぱい」
マルセル・カルネ
マルセル・カルネの世界
「天井桟敷の人々」
「愛人ジュリエット」
「嘆きのテレーズ」
解説 :なつかしい映画散歩 飯島正
初出一覧
植草さんの青春映画ばかりが並んでいる。コクトーには心酔したようだ。アラン・ドロンは有望若手として取り上げられているにすぎません。
***
ベランダのサンパラソルが咲き始めた
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