今朝寝床で朝のTwitterTL散歩をしていたら、江戸末期の女流俳人田上菊舎さんが登場。彼女について少し検索して、参考になるサイトを2つ発見。
菊舎顕彰会
と
菊舎の里(こちらでは「手折菊」の復刻版が読める)
前者を読むと、1801年に菊舎は木村蒹葭堂を訪問している。多分晩年の蒹葭堂に歓迎されただろう。
(後記 サイト 天地に自在なり もいい。)
そこで、中村真一郎先生の「木村蒹葭堂のサロン」を取り出してめくってみたが、目次や索引からは菊舎の名前は発見できなかった。じっくり読みかえそうとすると大変だ。750ページ2段組という大部の本なので。
もちろん木村蒹葭堂という隠居の神様について知りたいというのがこの大著の購入目的だ。
しかし、実際には、これを書くに当たって、中村真一郎先生がいかに苦労して言い換えれば楽しんで、蒹葭堂を調べ蒹葭堂の10万に近い来客のことを調べその客の事績を調べたか、を知ることが購入目的だ。心を病み、その恢復の手段として江戸期の書籍を渉猟した中村真一郎先生の心事は、暗愚な凡人(私のこと)にも影響を与える。
中村真一郎先生の生き方や書き方を知ると、真似をしたくなってしまうのです。とても、足元にも、近寄れないけれど。
Twitterで菊舎を知ったことで、あらためて蒹葭堂と中村真一郎先生のことを、思い起こすことが出来て、楽しい午前中を過ごすことが出来た。
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新婚旅行のアルバムが出てきたので、iPhoneを使ってデジタル化を試みる。なにか恥ずかしいが、年のせいで何気なさを装ってできるようになったらしい。成果報告はまたあとで。
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