2017年8月15日火曜日

「言葉と歩く日記」、言葉を捜しながら日記を綴るとは、ブログ書きにも使える良いアイディアだ

 「言葉と歩く日記」(多和田葉子 2013年 岩波新書)を半分まで読む。須賀敦子さんを思わせるがもっと柔軟な感じの文章を書かれる。

 通常の日記以外に、言葉との遭遇を書こうとされている。これはいいアイディアで、ブログ書きにも応用できそうだ。

 20ページ前後に、鉛筆で書くほうが、仕事にメリハリが付いて疲れないという話がある。「仕事にとって重要なのは、仕事を邪魔してくれる要素」という一節も。

 すると、Kindleで読書するより、iPadで時々寄り道しながら電子書籍を読むほうが、「良く」読めるかもしれないなどと妄想。他にも面白い話が満載。ドイツ語を学び始めたので、ドイツ語の単語の話は参考になる。



 多和田さんは、今回の大発見だった。なぜ、いままで知らなかったのだろう。他にも、未読の、良い文章家はいそうだなあ。

 なぜか、Hemingwayの文章論を集めた本を読みたくなった。たしか、「Ernest Hemingway on Writing」。図書館で借りようかなあ。とりあえず、Kindleでお試し。

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