2017年8月25日金曜日

おぼつかない記憶をたどり、ひぐらし読書を続ける

 朝早く目覚め、記憶について考えた。朝ドラ「ひよっこ」で記憶が飛んだ父親が出てきたが、昔見た映画でも記憶をなくし、取り戻す話が出てきた。題名を思い出せない。

 しかし「記憶喪失 英国 映画」で検索した、「心の旅路(Randοm Harvest)」を提示する検索エンジンは凄いと思う。断片は自分も思い出してた。「コールマンひげ、ガースン、川のそばの家、白黒映画での花」。
 検索のやりかたは頭脳の記憶と同じメカニズムか?

 原作の「Random Harvest」(ジェームス・ヒルトン)を少し読むことにした。英語は読みやすい。

 Kindleでは100円かかるのでやめて豪州グーテンベルクにてテキスト入手。iPadのSafariからiBooksヘPDFで転送できた。Kindleへの転送もできるが少し遅い。結局はSafariのリーダー表示で良いことに気づく。

 このときKindleの自分の「ライブラリ」でみつけたSimon Newcomさんの天文学関係らしい大部の書物は何だろう。忘れているけれど、あとで読んで見る。その下にクラークの「第三惑星」のサンプルがあった。

 忘れていたものを発掘できたが、これもIT化されているが記憶想起の一種。(^^)

 起きて、記憶がテーマの自分の蔵書は何が有るか考えた。

 記憶に関する「参考書」。すごすぎて参考にならないかもしれないが。

(1)「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」←その二重世界をつなぐのが記憶
(2)「幼年期の終わり」←未来記憶(悪魔の姿)と集団意識に埋没する記憶

 これらも取り出して斜め読み。面白い。



 (1)の本の隣に「フランドルの冬」(加賀乙彦)が見つかった。1971年に呼んだ旨のメモが裏表紙に書いてあった。46年前の冬に吹雪の中を帰郷する夜汽車で感激してよんだが、どこに感激したかさっぱり覚えていないので、読み直すことにした。

 どこに感激したかは明日書きます(^^)

 夕食の買い物帰り。暑いが秋を予感させる夕焼け。


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